ブログストーリーは、うちの猫らが登場している関係で、内容の違う部分が多々存在しています。その点はご了承くださいね。
最後に、このお話は、画像を使わせてもらっている都合上、ネタバレ要素を含みます。まだ未クリアの方はクリアしてから、こちらを読むことを推奨致します。
以上、よろしくお願い致します。

時は少し遡る。
・猫のアトラクション(旧エリアH)
桜雪:貴方です?開放した猫のアトラクションで、いろんな方に声をかけ、さらに私を探しているのは。桜花がいたらびっくりしてる行動です…よ?
アンソニー:あはは…そうでしょうね。貴女にお願いがあって来ました。貴女はBBドバイ側にいる猫さんですよね?私はBBドバイも救いたいのです…なぜなら…
桜雪:全てを言わなくてもいいです。なぜそうしたいのかは判る。ようやく気付きましたか?少し遅い気もしますけど・・・まぁ、いいです。ここに全ての第三世代がいるわけではない。そこはお手伝いしましょう
アンソニー:・・・あ、ありがとうございます!
桜雪:ここにいる方には?
アンソニー:全て声をかけました。ありがとう。貴女たちはそのために、ここを開放してくれたのですか?
桜雪:さぁ・・・どうしてそう思いました?
アンソニー:なぜなら・・・ここにいた方たちは、全て今まで話したことのない方ばかりでしたから。こんな偶然はない気がします
桜雪:そうですか。たまたまですよ?あ、連絡だけはしておかないと・・・
桜花?この世界にいないようですが、聞こえてます…ね?閉園の時間です。私はお客様と外に出ますが・・・いいですね?
・・・・・・
はい?今、戴冠戦で忙しい?グランドライダーの戴冠戦は終わったでしょう?そう聞いてますが…
・・・・・・
はぁ?聖杯使って強化中?誰を?グランドライダーのノア?に黒ちゃん?グランドライダーはオジマンディアスではなかったですか?あと、黒ちゃんはセイバーでしょう?なんでそんなことになってるのです…か?
・・・・・・
そんなこと知りません…とにかく、閉園にすることは伝えましたからね?
アンソニー:あの、お忙しいですか?
桜雪:いえ、大丈夫ですよ?・・・何か心配ですね…あの、もう1箇所連絡させてもらってもよろしいです…か?
アンソニー:あ、はい。どうぞ・・・
桜雪:ありがとうございます・・・
あ、お父様ですか?猫のアトラクションは閉園しますので・・・はい、桜花には伝えてますが、何故か戴冠戦をお願いしたグランドライダーノアに聖杯使ったり、秘書の黒ちゃんを秘書長にしたから聖杯で強化してるみたいで・・・
・・・・・・
は?なんでって…それ、私が聞きたいです。聞いたら口籠りましたからね・・・あれは絶対に良からぬことを考えてます…ね。止めろと言われても…もう遅いかと・・・それに、私も忙しいので、あっちには行けませんわ。と、いうことで・・・
桜花、閉園時間の件は…
絶対に覚えてないと思いますので!また開園しようとしたら止めてもらえると助かります・・・
・・・・・・
えぇ、そうです。最後のお客様が来られて、私も外に出ますので。ええ、それ次第で運命は変わるかもしれません・・・はい。お願いします…ね?大好きです、お父様・・・これで良し…さぁ、参りましょうか
アンソニー:は、はい・・・
(やはりそうだ・・・彼女はここで・・・ずっと私が来るのを待っていた・・・そんな気がする)
・某エリア
アンソニー:すみません、少しよろしいですか?
アンソニーと言いましたか。確か、プロテアがいたエリアのマスターだった者・・・
話す内容は同じのようです…ね。
自分のこと、カルデアとの出会い、そしてその出会いで自分には何かが欠けていることを知った。その欠けているものを全てBBドバイに押し付けて、問題を見ないようにしていたことも全て。地球の知性体はどうあってもここまでなんだと絶望したことも…
そう、それがいけないのです。全て等しく責任は存在する。それを彼女1人に押し付けるのは間違っているのです。

ようやく気付きましたか・・・
今しなければならないことを。
そう、それでいい。
彼の姿を見てると、かつて、猫の世界にも不老不死になった者がいたのを思い出します…ね。たった1人、神に選ばれた猫。神妃となり地上では不滅となったミズホ様と違い、彼は猫で唯一、不老不死を手に入れた。ミズホ様に恋い焦がれ、彼女と共に猫の世界を良くしようとした者・・・彼はアンソニーのようにはなれなかった。
ミズホ様の不滅は地上だけのものでした。神の血筋ではない者の不滅は限定的・・・冥界ではその権能は無効化された・・・これは地球で生まれた者の定めなのかもしれません…ね。
ミズホ様が亡くなり・・・やりたいこともなくなり…最愛の家族もいなくなり、新たに出来た家族も見送り続けた彼は、ここにいるAIと同じ感じになった。死にたい…死ねない、終わりたい…その葛藤の末に終わりたいと願い出た。
彼には役割があった。知識を活かし、新たな知識を吸収し、猫をさらなる高みへと導く…それは叶うことはなかった。以後、猫の中で不老不死を願う者はいなくなった。現猫神の神妃に恋をし不老不死となった愚か者というレッテルが貼られてしまいましたが…
見ていますか?もう名も忘れましたが・・・
貴方が放棄したことを、形は違いますが、彼が成し遂げますよ?
貴方と同じ不老不死の彼が・・・
終わりたいと願い出たのは、私が桜花に最高位神官を譲ろうと考え始めた時でしたね。
私は貴方には今の彼のように導いて欲しかった…それが出来ていれば・・・桜花が強硬手段に出ることもなかったでしょう・・・もし、貴方が希望を失わずにいたら・・・猫の世界にはどんな未来が待っていたのでしょう…ね…残念でなりません…

アンソニー:後に続くもの・・・後に残るものたちのために、築き上げていくものです。私はやり残しを片付けたい。いえ、まだできることがあると信じます。どうか力を貸していただけないでしょうか。私たちを守ってきたBBドバイの厚意に報いるためにも。

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市民:俺は気に入った!はは、みんなより上手くやるから見てろよ!

桜雪:本来なら、あまりするべきではないですが…私が速度を早めます。そのリソースを私に!
アンソニー:・・・どうするのです?
桜雪:私が行ってパスを繋ぎます。後は解りますよ…ね?
アンソニー:はい!
桜雪:行きます!
市民:アンソニー!桜雪さんがパスを繋げてくれた!


アンソニー:現象には現象で対抗するしかありません!皆さんの計算資源を全て、ブルジュ・ハリファの存在証明に使ってください!

アンソニー:・・・我々は今度こそ卒業するのです!
The end
アンソニー
ムーン・ドバイ市民の方々
次回10月31日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪
