
ロウヒ:どうやら、かけらは桜雪に取られてしまったようだぁね・・・どうする…奪いに行くか?いや桜雪にはそれでは勝てない・・・なら・・・

ロウヒ:ポホヨラ深く根を張る世界の御柱!満天の大釜に渦を巻き、無限の富で地を満たせ!ロウヒの羽撃きの源となれ!

ロウヒ:・・・嗚呼・・・久しいね、サンポや。おまえはちゃんと帰ってきた。ワイナミョイネンたちに奪われた、あの日の姿のままだぁよ・・・こんな近くに…こんなにすぐそばにあったなんてね・・・
桜雪:!?
アビゲイル:この揺れは・・・
徒桜:どうやら、サンポとやらを起動したな
桜雪:・・・少し想定外でしたね・・・不完全と知りながら起動するとは思いませんでした…できる限り未来を見ないようにしていたツケでしょうか?
徒桜:未来を見れば確定、不確定を問わず、行動が制限されるからな・・・致し方なしといったところか
桜月:来たよ?お客さんが
徒桜:ここは譲ろうか・・・行け、桜雪
シトナイ:私も手伝うわ
アビゲイル:シトナイさん・・・
シトナイ:アビゲイル、桜雪・・・ロウヒをお願い…おそらく、もう自分でも止められないはずだから
桜雪:わかりました・・・行きますよ?アビゲイルさん
アビゲイル:で、でも、私ではお役に・・・
徒桜:立つ立たないは関係ない。シトナイはおまえにも託した。それで充分資格はあるさ
アビゲイル:徒桜さん・・・
桜月:そーそー。あなた、今年のサンタサーヴァントなんでしょ?なら行かないとね。主役はあなたと桜雪だったってだけ。その衣装、この世界のバレエってやつ?
アビゲイル:え?あ、はい
桜月:なら、プリマドンナってやつじゃん。桜雪と一緒に踊っておいで
アビゲイル:は、はいっ!
桜雪:起動しただけで終わっているのなら、何らかの儀式が必要なのかもしれません…ね。それとも、私たちが来るのを待っているだけか…アビゲイルさん、準備はいいですか?
アビゲイル:ええ、大丈夫です
!?桜雪さんが・・・人に・・・キレイ…
桜雪:ありがとうございます…アビゲイルさんもカワイイです…よ?さぁ、掴まって?行きます!
徒桜:おい、鼠・・・
大黒天1号:は、はいぃ!
徒桜:おまえも・・・(がしぃ!)
大黒天1号:へ?
桜月:さっさとぉ〜
大黒天2号:はい?何でロープでぐるぐる巻きにされているんでしょう・・・
2人:行けぇ!
大黒天1号:わぁぁぁぁあ!投げ飛ばされた〜!
大黒天2号:・・・あー・・・私は矢で飛ばされるんですねー・・・
徒桜:行ったな・・・
桜月:さぁて、シトナイ・・・残ったからには、しっかり働いてもらうよ?
シトナイ:ええ・・・当然、そのつもりだから
桜月:上等・・・行くよ!私は遠方から援護する!2人は突っ込めぇ!
2人:わかった!
桜月:弓神奥義の壱。五月雨!
シトナイ:矢による範囲攻撃…さすがね!
徒桜:よし、あそこが手薄になった!我は右、貴様は左だ!背中、預けるぞ?シトナイ!
シトナイ:任せなさい!
桜雪:・・・始まりました…ね
アビゲイル:大丈夫かしら・・・数も多いし
桜雪:大丈夫です…よ?徒桜があの程度で負けるはずがありません。それに、桜月がいます。彼女が指揮する戦いでは、あの徒桜も苦戦しますから…ね。問題ありません
アビゲイル(あの2人を信頼して・・・いいえ、その強さを知っているからこそできるのね!ここにいるのはマスターではないけれど・・・桜雪さんと一緒なら…きっと!できる)
・
・
・
桜雪:!?
アビゲイル:な、なに?急に空気が重く・・・
桜雪:アビゲイルさん、降ります!
アビゲイル:は、はいっ!
桜雪:このプレッシャー・・・
大黒天1号:あ・・・
The end出演
アビゲイル・ウィリアムズ
シトナイ
大黒天1号、2号
あとがき
この場面、本来ならシトナイは戦闘不能になり、アビゲイルに後のことを任せてます。そうなったのは、マスターに掛けられた呪いを解いたからです。そのために力を使い果たし、あとを託したわけなんですね。
しかし、ここにぐだ子はいないので、戦闘不能にはならない。だから、いっぱい敵が来たというようにしています。
徒桜、桜月・・・この2人もかなり強いので、ロウヒ戦ではお邪魔虫になりそうでした(笑)
だから、ここでシトナイと一緒に戦うって感じにしてます。
ロウヒ戦はアビゲイルと大黒天1号、2号?に桜雪。
この形がベストだと感じたのもありますね。
もうすぐ最終戦・・・
ど派手に行きたいですね(笑)
次回1月6日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪
