FGO 奏章Ⅲ アーキタイプ・インセプション153 | ヒロこぼら/FGO/バンドリ/ウマ娘他のゲームブログ

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日々のゲームのことを物語調で綴っています。主なゲームはFGO、バンドリ!ガールズバンドパーティ、ウマ娘となります。ゲストと真面目なヒロこぼら、ハチャメチャこぼら、廃課金猫ゴマたち猫がどのように関わるのかを楽しんで頂けたら幸いです。それでははじまりはじまり〜

ブログストーリーは、うちの猫らが登場している関係で、内容の違う部分が多々存在しています。その点はご了承くださいね。

最後に、このお話は、画像を使わせてもらっている都合上、ネタバレ要素を含みます。まだ未クリアの方はクリアしてからこちらを読むことを推奨致します。

以上、よろしくお願い致します。

















キアラ:本地垂迹、霊基波羅蜜。八方の障害、その全てを受け止めましょう・・・さぁ、入浴の時間です結縁灌頂、ご覧あそばせ?
ぐだ子:な、なんなの?あの強さ・・・ホントに師匠は一瞬で・・・ビーストのキアラを・・・一瞬で倒したわけ!?ビーストじゃないのにあの強さってぇ!判ったぁ!神の力を使って…

キアラ:ふふ・・・そんなことはありません。ダークミスト様、いえ、師匠様は間違いなく、ぐだ子様と同じマスター戦で戦っています。時間はほんの数分…あれほどの屈辱という名のがありましょうか。僅かな隙…そう、僅かな隙で私は負けたのです

ぐだ子:な・・・たったそれだけ?う、嘘だ…

キアラ:ふふふ…嘘ではありませんよ?貴女様が苦戦した末に倒したこの私が言うのですから間違いなんてございません

徐福:アイツがマスター以上のバケモンマスターだっただけだって!

白野:バケモノマスターか・・・キアラさんをたった数分で倒すなんてね。だが・・・状況が違うんじゃないかな?
白野:そんな状況ではなかったはずだ!今の状況は勝ち目はおろか逃げる方向さえ判らない!このままじゃ全滅・・・

キアラ:浴槽に入ってきた虫とはいえ儚い命。無益な殺生はいたしません。師匠様が私に勝てたのは、私に対する愛の強さ・・・あの、まるで通りすがりの電柱のように、私を無視・・・再戦を願い出る私には、まるで虫を見るかのような冷たい目で拒否・・・あぁ、今思い出してもゾクゾクしますわ

ぐだ子:ま、まだ、いまいち信じられない…

キアラ:疑り深いですねぇ。言うのもですが…そこのBBもいましたよ?霊基は違いましたが…

ぐだ子:え?BBが?

BBコスモ:・・・何か思い出しました…確かにありましたね・・・師匠さんと色情魔の対決が…記憶に残らないほど、あっという間に終わったのだけは思い出しましたよ

ぐだ子:まさかの目撃者いたよ・・・

BBコスモ:目撃者というか、確か水着の私がちょい役でメンバーだったというか

ぐだ子:は、はい!?BBがメンバー!?

BBコスモ:確か・・・アタッカーはメルトでしたっけ?

ぐだ子:メルトがアタッカー・・・それいつ?私の時に師匠いた記憶ないんだけど・・・

BBコスモ:そもそも、あれは復刻してあげたんですよ
ぐだ子:ふ、復刻?

BBコスモ:はい。師匠さんから、ぐだ子さんが体験したものをゲーム感覚で楽しめる特異点はないかと相談されて…師匠さんのためにあのイベントもう一回開催したらですね・・・何故かまたあの色情魔がいたんですよね…それだけは覚えてます…

ぐだ子:私が体験した特異点?
BBコスモ:あの当時、師匠さんは特異点に行ったりとかは殆どなかったですよね?

ぐだ子:うん・・・

BBコスモ:師匠さんはぐだ子さんをモニタリングしていたのは確かです。その後、ぐだ子さんが体験したものをデータ化猫の技術者に同じものを作らせたりしてましたから

ぐだ子:!?な、なんでそんなことを…

BBコスモ:さぁ…それこそ、神の遊びだったんじゃないですかねぇ・・・あと、プロテア司令官の出会いもその時ですよ?ぐだ子さんの時とは違う寄り道っていうのも作って、そこにプロテアを配置しましたから

ぐだ子:・・・私の時とは違うのか・・・

BBコスモ:はい。ですが、難易度は変わらないはずなんですけどね・・・ホントに・・・何がどうなったのかすらも解らなくなるほど、あっけなく・・・

キアラ:そこ、私の思い出を汚さないでくれますか?あの後、私は師匠様のサーヴァントとして、召喚されたのですが・・・何故か相手にしてもらえず…

BBコスモ:それはそうでしょう。お財布の中身をすっからかんにしたのですから…

マシュ:す、すっからかん・・・

キアラ:あれから、私は改心し、師匠様に尽くしたのに…何度目かのバレンタイン・・・そこにはチョコの悪魔がいて近づくこともできず…その代わりにゴマ様を天井解脱させましたが・・・

ぐだ子:あー・・・あったね。あれだけはよく覚えてるよ・・・

キアラ:まぁ、昔話はいいです・・・それは私と師匠様の思い出共有するつもりもありませんので。さて、
キアラ:皆様の命など、私にとっては一寸の虫。逃げ出すのなら咎めはいたしません。こうして遥か上空から、寛大な心で見逃してあげましょう…

BBコスモ:調子に乗ってますね・・・ですが、勝ち筋すら見えない状況では仕方ありません…

ぐだ子:うん・・・悔しいけどね・・・
(師匠はキアラの一瞬の隙を見逃さなかった。それは何かの弱点を見つけたってことだしね。見つけてやる…キアラの弱点を・・・)

キアラ:とはいえ、無条件では都合が良すぎますでしょう?

ぐだ子:誰か1人を・・・それなら・・・

ミスト:お前が残るのか?ぐだ子・・・
ぐだ子:そうだ!

ミスト:愚かなことを・・・お前がここに残ってもオレは貴様と話すことはない。ここで得られる情報もなかろう。それに、総大将がいなくて、そこのサーヴァントは統率が取れるのか?マスターとして、その思考はどうかと思うが・・・そうだな、そこのお前が残ったらどうだ?

バーソロミュー:か・・・

ぐだ子:だ、ダメだからね!バーソロミュー!私が・・・

バーソロミュー:戦力として大きな数値じゃないからね。はじめからマイナスだ。どう転ぼうと問題はない

ぐだ子:バーソロミューはマイナス何かじゃない!
マシュ:そうです!そんな事はありません!バーソロミューさんが残るくらいなら…

ミスト:私が残ります、か?お前も猪突猛進がすぎると思うがな・・・

マシュ:はい?今、なんと?

ミスト:お前がいない、ぐだ子はただの動く的だ…ここに桜月がいることを忘れていないか?それとも最良の守護を自ら放棄する?まさか、陽桜がいるからとか考えてるなら、あれをすぐさま呼び戻そう

マシュ:・・・

バーソロミュー:みんな、ありがとう。だが、もういいさ。決めたことだ。
バーソロミュー:それとも戦力外の私では不服かな?

キアラ:ダークミスト様もきっとそう感じて残るように促したのでしょう戦力外とかまったく関係ありませんよ?では皆様、安全なホームにお帰りを。またの挑戦、楽しみにしております


The end


出演
BBコスモ
岸波白野

徐福
バーソロミュー

マシュ
ぐだ子

殺生院キアラ



あとがき
今回は過去の振り返りも含めました。
たった2話で終わったあのイベントを、まさかここで補強することになるとは…当時の私も思わなかっただろうね(笑)

あの当時は今みたいな形式ではなく、短編集みたいな感じだったし。今やろうとしてもムリです。
たぶん、再現できないと思います。

あ、そうそう。BBが言ってましたけど、キアラとの関わりだけじゃなく、こぼらとプロテアの出会いもこのイベントから。

そして・・・アヴェレンジャーが本格的に動き出したのもこの頃からです。そう考えると・・・
あのイベントってスゴく意味が出てくるよね。

たった2話だけど、それがあるから今がある。何事も書いておくものだね。


次回9月5日公開予定

じゃ、またね(⁠ ⁠╹⁠▽⁠╹⁠ ⁠)♪