ブログストーリーは、うちの猫らが登場している関係で、内容の違う部分が多々存在しています。その点はご了承くださいね。
最後に、このお話は、画像を使わせてもらっている都合上、ネタバレ要素を含みます。まだ未クリアの方はクリアしてから、こちらを読むことを推奨致します。
以上、よろしくお願い致します。


アーキタイプ:アース:最後に猫の神にもした質問をさせてください。ぐだ子
ぐだ子:あ、はい。どうぞ

ぐだ子:人類が滅亡しないと自由になれないから、じゃないですか?
アーキタイプ:アース:あぁ…そういう理由もあるかもですね。人類がいる限り、彼女はムーン・ドバイから離れられないのですから。私たちの見解は違います
ぐだ子:え?
アーキタイプ:アース:彼女には決められない。これが私たちの見解。猫の神はこうも言っていました。霊長が変わる時、変わった霊長がそれを記録に残さない限り人類滅亡の経緯を知る者はいない。だからBBドバイも勝手にこうだと決められないのだろうと。まずは推測から仮説を立て、時間をかけて立証していくしかないとも言ってましたね
ぐだ子:それ、スゴい時間がかかるよね・・・
アーキタイプ:アース:そうですね。でも、そう考えると確かにしっくり来ます。それを裏付けるかのように、ムーン・ドバイに住む知性体は例外なく、なぜ人類が滅びたのかを知り得ない
ぐだ子:あ・・・

アーキタイプ:アース:ですが腑に落ちないこともあります。確かに、猫の神が言うように記録に残さなかったからとも考えられます。しかし、人間ならともかく、AIならば記録していてもおかしくはないでしょう?
ぐだ子:AIの記憶領域は人間以上だろうしね。確かに滅亡理由がわからないのは不自然だ
アーキタイプ:アース:猫の神にも同じ疑問を言いましたが、明確な答えは返って来ませんでした。何か心当たりがある…とは思いましたが、推測は語れない…という感じなのでしょうね。つまり、これがBBドバイの、いぇ、ムーン・ドバイの最大の不明点です。

アーキタイプ:アース:猫の世界では、人類滅亡の経緯を神以外知り得ない。ですが、誰もそれに困っていないそうです
ぐだ子:だろうね。私たちの世界だと、恐竜滅亡の理由を知らなくてもいいや、みたいなものだろうし
アーキタイプ:アース:ですが、BBドバイは早期決定を求めています。何かを隠したいから?それとも記録がないことをいいことに、何でもいいから作っちゃえ?そもそも急がなくて良いのでは?この人類ラスボス決定戦は考えれば考えるほど、腑に落ちないのです。そして・・・

アーキタイプ:アース:二十一世紀から来た人間として、貴女はこの不明点を解き明かさねばいけません。期待していますよ?ぐだ子
ぐだ子(この世界は、猫の世界の不明点とよく似てる。でも、猫の世界は気にせず過ごしてるのに、このムーン・ドバイは結論を急いでる気がする…この違いが何かある…と認識させてるのか・・・本当に知られたくない何かが隠されてるのか・・・)
The end
出演
アーキタイプ:アース
ぐだ子
あとがき
今回のも難しいお話だったよね(笑)
これ、歴史認識の問題です。
皆さんは恐竜滅亡の説が様々移り変わったのをご存知ですか?隕石説から、その痕跡がないと環境変化説になり、その後にクレーターが発見されて隕石説が定着しました。また、恐竜は滅亡せず、一部は鳥類になったとされています。以前は鳥類になったとか言ったらね、は?何言ってんの?と言われてます(笑)
これ、何故こうなるのかと言うと、記録がないからなんですよ。記録がないから証拠を集めて推測していくしかない。その議論を重ねて、ようやく定着する。
これが記録がない場合のやり方です。
要は物証を探してくわけ。やり方は事件の捜査と一緒。この作業は鑑識さんのお仕事です(笑)要は、考古学者って、鑑識さんと事件の捜査員をしながら真実を突き止め、それを確定させる検事さん役もやるって感じです。その説に異議を唱える学者が弁護士で、学会辺りが裁判所かな?(笑)
だから、論文書くのって結構大変なんです。
ムーン・ドバイでは、そのプロセスを無視して、人類滅亡ラスボス決定戦でさっさと決めちゃえ〜になってるわけです。
これ、おかしくないです?
何かを隠したいからと思われても仕方がない。
で、AIなのに、記録がない?
これも怪しい。
最初は面白くしたいからかな?と思ってたけどね。読み進めると、あれ?ってなるわけです(笑)
これはまだ推測の域を出てません。
だから、ブログストーリーでは断定はしてないわけですね。
たぶん、後編で判るのかな?
ただね・・・これを後編でやると、めっちゃ長いんじゃないかなぁ・・・
ひょっとしたら200超えるんじゃない?
・・・よし、考えるのやめよう(笑)
次回6月4日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪