FGO 奏章Ⅲ アーキタイプ・インセプション㊾ | ヒロこぼら/FGO/バンドリ/ウマ娘他のゲームブログ

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日々のゲームのことを物語調で綴っています。主なゲームはFGO、バンドリ!ガールズバンドパーティ、ウマ娘となります。ゲストと真面目なヒロこぼら、ハチャメチャこぼら、廃課金猫ゴマたち猫がどのように関わるのかを楽しんで頂けたら幸いです。それでははじまりはじまり〜

ブログストーリーは、うちの猫らが登場している関係で、内容の違う部分が多々存在しています。その点はご了承くださいね。

最後に、このお話は、画像を使わせてもらっている都合上、ネタバレ要素を含みます。まだ未クリアの方はクリアしてからこちらを読むことを推奨致します。

以上、よろしくお願い致します。



























ぐだ子:ここが展覧室・・・

リップ:これは展覧室じゃなくて、どちらかと言うと…

マシュ:図書室本屋さんですね!どうやって端末にアクセスするのでしょう!

?:水槽に触れて目当ての記録に呼びかければいい。脳波を感知して寄ってくる。とはいえ、今は検索機能は停止していてな。目録なしで目当ての記録を探すのは骨だぞ?

ぐだ子:え?誰?・・・・・・

アンデルセン:連れはマシュパッションリップだけか?

ぐだ子:アンデルセン!?

マシュ:冬桜さんが言ってたサーヴァントはアンデルセンさんだったのですか!?

アンデルセン:冬桜?あぁ、あの猫か。そう言えばもしかするとここに、ぐだ子が来るとは言っていたが、半信半疑だったな。何があった?話してみろ
ぐだ子:というのが、今までのあらすじ

マシュ:ミスター・アンデルセン、何かいいアイディアはあるでしょうか?冬桜さんは自分の意見を持てと言っておられましたが・・・

アンデルセン:あの猫女が?それはコヤンスカヤと対等にやり合う場合だな。弁舌で勝利するには、その方法しかないだろう。だが、付け焼き刃の弁舌など通用せん。なるほどな・・・そういうことか

ぐだ子:アンデル先生?

アンデルセン:政治家を刺すのにはいらん。スキャンダル一発で崩壊するさ。だが、ヤツは自分の意見を持てと言った。ということは、冬桜はここにそういった類のものはないと判っていたようだ

ぐだ子つまり、コヤンスカヤさんに関する不正の類はないと?

アンデルセン:そうなるな…だが、解せんな。ならなぜここに来させたのか・・・

ぐだ子:・・・冬桜がコヤンスカヤには熱烈なファンがいて、それがネットワークを使って流してるって話もしてたけど・・・ネットワークは使えないんだよね?今回の演説を流してたのは攻めれるかな

アンデルセン:ん?ならんな。ネットワークは完全に使えないわけじゃない市民間の通信は認められてるはずだ。それをどう使おうが市民の勝手。だが選挙に関することだから、グレーゾーンかもしれんがな

ぐだ子:じゃあ、BBドバイが何も言わないのは…黙認してるってこと?

アンデルセン:さぁな。コヤンスカヤも認めんだろうし、これを突付いても、逆に市民から敵視されるだけで無駄なことだ。やめておけ。冬桜もそういう事実があるとだけ伝えたのには理由がある

マシュ:それは、何でしょうか

アンデルセン:確か今、ヤツはエリアHを拠点にしてるはずだ。ブルジュ・ハリファから異世界の神が姿を消した頃に猫も各地に散ったようだからな

ぐだ子:まさか・・・

アンデルセン:そのまさかだ。旧人類が、その情報を使いコヤンスカヤを糾弾する。成功したら支持率は下がるが、失敗したら旧人類、エリアCは窮地に立たされることになる・・・当然、猫女のいるエリアHは無傷のままだ。よく考えたものだ。さり気なく会話の中に罠を仕掛けるとはな

ぐだ子:冬桜・・・

アンデルセン:話してくれてよかったぞ?おかげである弱点を思い出した

マシュ:それは政策ですか?ですが・・・

アンデルセン:あぁ、弱点はない。異世界の人類滅亡に関する残酷な事例を踏まえ、平和的にAIに合ったものにしませんか?補強されてしまったからな。あれに弱点はない。対抗できるのは、それに対するしっかりとした政策だけだ

マシュ:では・・・

アンデルセン:だが、コヤンスカヤ自身には弱点はある。

ぐだ子:アキレス腱?

アンデルセン:カルデアのサーヴァントだ。それらしいヤツがカプセルに入っていた。


アンデルセンが言うには、ニキチッチはBBドバイが棄てようとしたところを言い値で買取ったらしい


ぐだ子:すぐに助けに行こう!
マシュ:はいっ!
アンデルセン:解放できれば頼れる戦力になる。解放できればの話だが・・・プレジャーゾーンには怖ろしい怪物がいる

ぐだ子:それは?



The end


出演
パッションリップ

マシュ
ぐだ子

アンデルセン


おまけ
・教えて!アンデル先生

アンデルセン:仕方ない。お前たちにムーン・ドバイの歴史を教えておいてやろう。まだ2300年あたりまでの記録しか見つけられていないが、まぁ聞いていけ。

西暦2000年 AIが社会機構の一部として実装。この段階では人間たちのお手伝いプログラム程度の認識

2010年 ある企業がAIによる介護サービスを開始。これにより爆発的にAI間での経験値が蓄積された

2020年 AIに人間性が確認される。記録上、最初に人権を獲得したAI。このAIはカフェの給仕以外の機能性は持たなかったとある

2030年 アイスランドで作られた量子AIの演算能力が人類の総演算能力を超える

2050年 世代交代によるAIへの拒否感の消滅。生命倫理法改定。遺伝子操作認可
つまり、遺伝子操作による、寿命の延長、病気の根絶はこの年に始まった

ぐだ子:つまり、不老になった?

アンデルセン:そうだ!精神のアップデートはおろそかにするくせに、肉体のアップデートは行なったのだ、馬鹿め!結果、事故死以外での死はなくなったらしい。中には寿命に飽きて自死を選んだ者も少数だが確認されている。次はいよいよ本題だ

2060年 人間と人間の戦争敗退した大国は崩壊、勝利した大国も破綻

2070年 人類、AIに国家運営委譲。地球の7割がAIによって管理される。ソフィア計画開始。
これ以降、200年に亘る平和が訪れる

2200年 後に大改訂と名付けられた新法が可決。人間のサポート役だったAIをパートナーとして製作する法律。第二世代AIの誕生。このAIにも人権があり、AIをパートナーとして家庭を築く者が主流になる

2270年 ここから旧人類の終わりが始まる
最初の延命技術の限界による人間の死。施術日は2030年。生命倫理法改定によって遺伝子操作が解禁になったのが2050年。それより前に行なっていたということになる。このスキャンダルは社会に大きな衝撃を与えた。生命延長の限界と、特権階級がしていた特別措置とAIへの不信が芽生える

2280年 出生率低下

2299年 人間とAIの戦争
結果は人類の惨敗。人類の9割が死亡。残された人類はAIから人間のAI化という最後の提案をされる
この戦争の内容に詳細な記録はない。展覧室に保管されていないか、権利者に削除されたかのどちらか

2300年 第三世代AIが作られ、新人類誕生


アンデルセン:以上だ。少しは理解したか?
ん?ずいぶんと省略されているな・・・ち、猫の仕業か。まぁいい、教科書はある。
『新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション』 第6節第4話にその全てがある。まぁ、気になったら見てみることだな


おまけ出演
アンデルセン


次回5月4日公開予定

じゃ、またね(⁠ ⁠╹⁠▽⁠╹⁠ ⁠)♪