
甘味襲撃犯をCEOに許してもらい、私たちはえっちゃんを仲間に加えてホテルへと帰った。ホテルでは、えっちゃんの部屋も取れてラッキーだったね。
エレベーター内
エレフィナ(ぐだ子…この子をビースト隠蔽仲間に加えるつもりなの?犯罪を見逃す代わりに…案外えげつないことするわね・・・そこまで守りたい?)

XXオルタ:あなたたちはビーストを探しているんですよね?
エレフィナ:・・・・・・
エレシュキガル:そそそ、そう・・・ね?もしいたとしたら、ね?
XXオルタ:(じーっ)・・・いいでしょう。ところでこれはヴィランレーダー。ある一定以上の格を持ったヴィランを検知したりしなかったりするアイテムです
ぐだ子:赤く点滅してる・・・ね

XXオルタ:それも2つです
エレフィナ:まぁ、1つは私ね
ぐだ子:え?
エレフィナ:今の私は、猫の世界のビーストと言うべき存在。この人型の姿はエレフィナじゃない。冥界獣神エレシュキガルだもの
ぐだ子:冥界獣神・・・
XXオルタ:あ、では、あなたがビースト・・・
エレフィナ:それは違う。ここの定義では、私はビーストにはならない。ただの危険な異世界の神。なぜならここの人類を滅ぼそうなんて真似はしないし、する必要もないからね・・・
XXオルタ:あー、なるほど・・・では…あなたが?

エレシュキガル:み、みんな忘れがちだけど、私は泣く子も黙る混沌・悪の存在なのだわ!?もっと邪悪に笑ったほうがいいのかしらね。オーホッホッホ、とか!

XXオルタ:(じーっ)・・・いいでしょう。この反応が具体的に何を指しているのかは、同じヴィランの情け。黙っておくことにしますが、忠告としては、欺瞞プログラムのアップデートを
エレフィナ:欺瞞プログラム?
XXオルタ:まぁ、あなたは必要ないです。異世界の脅威は異世界が何とかするでしょうし、そうするべきだと思います。で、そちらは、

XXオルタ:こうして至近距離だとレーダーにも引っかかってしまうのです
ぐだ子:特徴的な要素・・・って?
XXオルタ:・・・蒼輝銀河(ユニヴァース)の匂い、ですけど?
The end
出演
エレシュキガル
XXオルタ
次回12月7日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪