クリームヒルト:ヒロこぼら・・・ちょっとこっちにいらっしゃい
ヒロこぼら:・・・なに？
クリームヒルト:最近来ないわね・・・アナタ
ヒロこぼら:あはは・・・判っちゃいるんだけど…ね？
クリームヒルト:判ってるなら、ちゃんと来なさい！判った？判りましたぁ！？返事をしろぉー！
ヒロこぼら:わ、判った！判ったってばぁ！
クリームヒルト:よろしい・・・ところで相談があるのだけど・・・
ヒロこぼら:なに？
ヒロこぼら:？猫の日？
クリームヒルト:そう猫の日！2月22日だったかしら？猫を愛でる日よね～私もヒロこぼらを〜あら、かわいいわねぇ～と可愛がる日…違うわよ…
ヒロこぼら:なら・・・ウマの世界のトレセン学園設立日？
クリームヒルト:そう！・・・ちゃんと出席しないといけない…違うわよ！な・ん・で、私が出席しないといけないのよ！バレンタインデーでしょうが！
ヒロこぼら:あー・・・あれねぇ
クリームヒルト:やけにドライね
ヒロこぼら:だってさ、師匠とかなら、もらうことあるけどさ、こっちにそういう人いないし？別に勝手にやってれば？って感じだし
クリームヒルト:・・・そう。でも、相談には乗ってくれるわよねぇ？
ヒロこぼら:いいけど・・・誰にあげるわけ？
クリームヒルト:・・・だ、誰だと思う？
ヒロこぼら:わかった！張角！
クリームヒルト:・・・な・ん・で！
あのジジイなのかしらぁ～？ありえないでしょう！？
ヒロこぼら:なら・・・パシリ？
クリームヒルト:あー、あのストーカー？
・・・本気で言ってたら、焼き猫にして食べてあげるわ！もう、判ってるわよねぇ？アナタ頭がいい子だから～
ヒロこぼら:あ、あはは・・・ジークでしょ？
クリームヒルト:(プチッ)
パッカーン！！
ヒロこぼら:・・・あの・・・靴で殴らないでもらえます？ヒールの部分が地味に痛いです・・・
クリームヒルト:変なこと言うからでしょうがぁ！まったく！
ヒロこぼら:はい、はい！間違ってないと思います！
クリームヒルト:(プチッ)
ガンッ！
ヒロこぼら:いったぁ！金盥で殴らないでよ！というかどこから持ってきたのさぁ！それぇ！
クリームヒルト:それはね？そこにあったからよっ！
ヒロこぼら:そこらへんに転がってるわけ？金盥が…
クリームヒルト:フンっ！ジークというサーヴァントはいるでしょうがぁ！ジークフリートよ！ジークフリート！
ヒロこぼら:・・・で？どんなチョコあげるわけ？
クリームヒルト:それを相談したかったの！何か具体案はないかしら
ヒロこぼら:ない！(即答)
クリームヒルト:・・・・・・(ブチッ)
ズッガーン！
ヒロこぼら:・・・こ、今度は…ほ、宝具が・・・
さ、さすがにヒドくない？
クリームヒルト:フンッ！自業自得というやつですよ？ちゃんと考えなさい！
ヒロこぼら:自分で考えればいいじゃん・・・
クリームヒルト:なにか・・・言った？
ヒロこぼら:いえ、何も！！
クリームヒルト:ならいいわ、あと、バレンタインは必ず来なさい！
ヒロこぼら:えー・・・
クリームヒルト:い・い・わ・ね！！
ヒロこぼら:は、はい！
この後、しばらくどんなチョコにするか、考えさせられたそうです。クリームヒルトが、これにするというと・・・「一人で考えれたんじゃ・・・」と余計な一言を言って彼女を怒らせたそうな。そして・・・
バレンタイン当日・・・
クリームヒルト:ちゃんと来たわね・・・はい、これ
ヒロこぼら:え？
クリームヒルト:ちゃんと貰ったことないんでしょ？なら、私からアナタにあげるわ
ヒロこぼら:あ、ありがとー
(ここではなんだけど・・・ま、いっか〜)
何かね？今日、ここに来たらブリトマトからも貰ったんだよ？
クリームヒルト:・・・は？
ヒロこぼら:・・・あ・・・
クリームヒルト:ほー、いい度胸してるわねぇ～私の前で他の女の話をするなんてぇ・・・
ヒロこぼら:あ・・・だって、クリームヒルトにはジークフリートが・・・・・・
クリームヒルト:(ブチッ！)
あなたは私の猫でしょうがぁ！
♫ピンポンパンポーン♫
しばらくお待ちください・・・クリームヒルト様がヒロこぼらをボコボコにしております・・・
The end
出演
クリームヒルト
あとがき
バレンタイン個別第四弾はヒロこぼら！
お相手はクリームヒルトでした。クリームヒルトにはジークフリートがいますし？ブリトマトじゃないブリトマートでも良かったんですけどね。
何か、クリームヒルトとヒロこぼらを書きたかったんですよ。ストーリーはゲームを参考にしました。中身は別物ですね(笑)
何かあれで、ドリフみたいなコントにならないかなぁ～と思いましてね。あんな感じになったという。
ガルパでもウマ娘でもそうなんですが、ヒロこぼらって一歩引いて人付き合いするんですよ。それがちょっと…いや、ずっともどかしかったというか・・・
FGOでもトラオム以前はそうでした。それをクリームヒルトがぶっ壊してくれたんです。ヒロこぼらは真正面からぶつかって来てくれる彼女のことが大好きなんだと思います。
普段のヒロこぼらは本当に動かしづらい・・・作者泣かせの子なんですよ。無理矢理に動かして対処してるのですが、クリームヒルトと一緒になると、この人大好き！とばかりに動いてくれますね(笑)
今後も仲良くしてやってくださいね！クリームヒルトさん！
次回はいよいよゴマの予定だったのですが、気が変わりました(笑)すみませんが、ヒロこぼらをもう1回書かせていただきます〜
次回3月3日公開予定
ではでは～(๑•﹏•)♪