これは第二部第7章のネタバレを含んでいます。
公開からかなり日が経っているため、大半の方はクリアされていると思いますが、まだクリアしてないよ!って方は、まずゲーム本編をクリアしてからにしてください。
ブログストーリーは基本的に本編に沿って構成されてはいますが、うちの猫たちが登場する関係でストーリーがifモードになっています。
FGOをプレイしていない方や、それでも気にしないって方はいいのですが、私としてはできれば本編を見てからこのブログストーリーを見ていただきたいなぁと思ってますね。
以上、宜しくお願い致します。

ぐだ子:こ、これ・・・
マシュ:は、はい・・・ここまで…のようです
カドック:く、クソッ!これがORTかっ!
オルガマリー:あんたたち!何やってんの!?


オルガマリー:しっかりしなさい!いつもの判断力はどうしたの!?こんなの、戦って勝てるワケないでしょう!同胞たちが、どういう意図でサーヴァントを用意したか解らないの!?
ぐだ子:え・・・これで何とかするために・・・
オルガマリー:なわけないでしょう!
ぐだ子:で、でも・・・
オルガマリー:でもじゃない!サーヴァントを囮に逃げろってこと!ちゃんと状況を見なさい!

オルガマリー:捕まっていた2人は執事とコヤンスカヤが確保して逃げ出してるんだから、私たちも撤退よ!
ぐだ子:は、はい!

マシュ:!?ORT、メヒコシティから離れていきます!あの方角は・・・
カドック:ストーム・ボーダー!?まずいぞ!完全にボーダーに向かってる!
カドックはマシュにストーム・ボーダーに緊急連絡をするように叫んだ。ORTの進行方向には間違いなくストーム・ボーダーがある。
今、ボーダーを失うわけにはいかないが、クルーの命には変えられない。
マシュはストーム・ボーダーとの連絡を試みるが、時空連続体に断層があるようで緊急回線が繋がらないようだった。
カドックが言うにはボーダーの周りはまだ現在らしいけど、何となく理解しただけで、実のところはよく解っていない・・・
ただ、これだけは言える・・・謎掛けに近くて理解するのは難しかったかもしれないけど、こぼらたちが伝えようとした意図を、私が少しでも理解していたら・・・その後悔が心を支配していった。


ぐだ子:私がモタモタしてたから・・・どうしよう!間に合わない!

ぐだ子:すっごく大切!わたしたちの家!
ククルカン:なるほど!それは守らなくてはいけませんね!では、なんとかしてきマース!
(あのサーヴァントの編成は短期決戦に見えるけど、そうじゃなかった。ORTの適性を考えた布陣。猫ちゃんたち・・・どこまで解ってたのかしら・・・)
ククルカンはストーム・ボーダーに危機を知らせるために飛び立って行った。
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初めて間近で見る汎人類史の艦・・・おそらく外来の機械文明技術と汎人類史の合作・・・かな?カッコよくて、素晴らしい艦。
でも、ミクトランにとっては・・・それを見極めるためにも今は移動させなきゃいけないデスよね?誰かいませんかねぇ・・・キョロキョロと辺りを探していると・・・
そんな私を訝しげに見ている人間を見つけちゃいましたぁ!この人にこの艦を移動させることを、伝えたらいいですよね!
うん、我ながらナイスアイデア、デース!
ククルカン:あ、そこのキミ!クルーの人たちに中に入ってベルト締めるように言ってくれる?
ワクチャン:わかったぜぇ~ちょっと待っててくださいよぉ?
私が言ったことを理解してくれたようで、直ぐ様、行動に移ってくれました。うん、持つべきものは頼もしい人類!判断が早くて助かりマース!
ククルカン:じゃ、やっちゃいましょう!ボーダーの皆さん、しっかり捕まっててね!
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まるで夢を見ているかのような光景だった。あのストーム・ボーダーをククルカンは一人で持ち上げて、チチェン・イツァーの西南の樹海まで運んでいき、そこにボーダーを置いた。
私もカドックもマシュもその運び方には驚いたが、危機を脱したのだけは解る。それに安堵したところで・・・景色が変わっていく・・・
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ぐだ子:あれ?元に戻った?ORTも・・・消えてる・・・
そこは現在のメヒコシティだった。
カドック:・・・・・・あのな・・・
ヤミキング:おまえはアホか?
カドック:な、なに!?
ヤミキング:知ってること教えたい気持ちは解るがなぁ・・・オセロトルが攻めてくる中で講義するのか?ここが戦場だって理解できてねーようだな・・・
カドック:なっ・・・
マシュ:わわ!その通りです!
ぐだ子:え・・・何言って・・・
ヤミキング:今、お前らを失うわけにはいかんだろ?
こぼら:こぼらたちが足止めしてやるにゃん
ぐだ子:ダメだよ!一緒に・・・
ヤミキング:おい、カドック・・・オマエなら理解できるな?さっさと連れてけ。
邪魔だ
カドック:帰ってくるんだな?
ヤミキング:だぁれに言ってんだ?元々言っておいただろ?行きはよいよい、帰りは・・・ってヤツだ
こぼら:元々そうするつもりだったにゃん
カドック:お前ら・・・わかった!
ぐだ子:カドック!ダメ!
カドック:マシュ!ぐだ子を連れて行け!急げ!
マシュ:は、はい!
カドック:必ず戻って来いよ!
いいな!約束だからな!
こぼら:にゃって~
ヤミキング:この状況でそんな約束できるかよ…
こぼら:にゃけど、簡単にやられたくはにゃいにゃねぇ
ヤミキング:だな…さぁてと・・・一人頭5万な?
こぼら:ふん・・・誰に言ってるにゃ?
ヤミキング:ふっ・・・
おっしゃ!行くぜぇ!
こぼら:にょん!
ぐだ子:こぼらぁ!
私は必死に叫んだが、猫たちは私たちの方を振り向くことなく、10万のオセロトルたちに向かって突撃していった・・・
The end
出演
Uーオルガマリー
ネモ
マシュ
ぐだ子
カドック
ゴルドルフ
ククルカン
ワクチャン
あとがき
ORT戦終了でございます。
ここだけで3話(笑)まぁ、長かったですね。
たぶん、前半の山場だったのでしょう。
ただ、今回は1ブレイクだけだったですが、本番はそうも行かないでしょうね。ケルヌンノスのようにコンテニューしたほうが簡単!みたいな感じな気がするのは私だけですか?(笑)
それまでに何か弱点を見つけて弱体化してほしいですね~
そして、ここまでが前半です・・・
何と34話(笑)10節でですよ?
ぐだぐだ新邪馬台国もそうでしたが、10節あったら30話近く行くのかもしれませんね。
とにかく疲れましたわ~
書いたはいいけど、これ、いつ公開されてるんでしょうね・・・もしかして・・・5月か?(笑)
あはは〜7月でしたぁ!
次回の公開は周年記事の後になる予定です。
どこまで書くかは未定ですが・・・
後編開始まで今しばらくお待ちください。
次回は英霊催装の記事になります。
タイトルはナウイ・ミクトラン番外編になってますので、まったく違うパラレルになっている訳ではありません。
ナウイ・ミクトラン㉞と㉟の間で起こったことにしていますので、気になったら読んでみてくださいね。
ではでは~(๑•﹏•)♪