FGO ナウイ・ミクトラン㉞ | ヒロこぼら/FGO/バンドリ/ウマ娘他のゲームブログ

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日々のゲームのことを物語調で綴っています。主なゲームはFGO、バンドリ!ガールズバンドパーティ、ウマ娘となります。ゲストと真面目なヒロこぼら、ハチャメチャこぼら、廃課金猫ゴマたち猫がどのように関わるのかを楽しんで頂けたら幸いです。それでははじまりはじまり〜

これは第二部第7章ネタバレを含んでいます。


公開からかなり日が経っているため、大半の方はクリアされていると思いますが、まだクリアしてないよ!って方は、まずゲーム本編をクリアしてからにしてください


ブログストーリーは基本的に本編に沿って構成されてはいますが、うちの猫たちが登場する関係でストーリーがifモードになっています。


FGOをプレイしていない方や、それでも気にしないって方はいいのですが、私としてはできれば本編を見てからこのブログストーリーを見ていただきたいなぁと思ってますね。


以上、宜しくお願い致します。














ぐだ子:こ、これ・・・
マシュ:は、はい・・・ここまで…のようです
カドック:く、クソッ!これがORTかっ!

オルガマリー:あんたたち!何やってんの!?

オルガマリー:しっかりしなさい!いつもの判断力はどうしたの!?こんなの、戦って勝てるワケないでしょう!同胞たちが、どういう意図でサーヴァントを用意したか解らないの!?

ぐだ子:・・・これで何とかするために・・・
オルガマリー:なわけないでしょう!
ぐだ子:で、でも・・・

オルガマリー:でもじゃない!サーヴァントを囮に逃げろってこと!ちゃんと状況を見なさい!
オルガマリー:捕まっていた2人は執事とコヤンスカヤが確保して逃げ出してるんだから、私たちも撤退よ!

ぐだ子:は、はい!

カドック:ぐだ子だけじゃない。あんな光景見せられたら誰だってパニックになる。あの猫たちが冷静すぎるだけだ・・・状況を鑑みて最小限のやり取りしかしない・・・戦ってきたなら判るだろ?判っててもできないもんだ・・・

マシュ:!?ORTメヒコシティから離れていきます!あの方角は・・・

カドック:ストーム・ボーダー!?まずいぞ!完全にボーダーに向かってる!

カドックはマシュにストーム・ボーダーに緊急連絡をするように叫んだ。ORTの進行方向には間違いなくストーム・ボーダーがある

今、ボーダーを失うわけにはいかないが、クルーの命には変えられない。
マシュはストーム・ボーダーとの連絡を試みるが、時空連続体に断層があるようで緊急回線が繋がらないようだった。

カドックが言うにはボーダーの周りはまだ現在らしいけど、何となく理解しただけで、実のところはよく解っていない・・・

ただ、これだけは言える・・・謎掛けに近くて理解するのは難しかったかもしれないけど、こぼらたちが伝えようとした意図を、私が少しでも理解していたら・・・その後悔が心を支配していった。

ぐだ子:私がモタモタしてたから・・・どうしよう!間に合わない!


ぐだ子:すっごく大切!わたしたちの家!

ククルカン:なるほど!それは守らなくてはいけませんね!では、なんとかしてきマース!
(あのサーヴァントの編成は短期決戦に見えるけど、そうじゃなかった。ORTの適性を考えた布陣。猫ちゃんたち・・・どこまで解ってたのかしら・・・)

ククルカンはストーム・ボーダーに危機を知らせるために飛び立って行った。

初めて間近で見る汎人類史の艦・・・おそらく外来の機械文明技術と汎人類史の合作・・・かな?カッコよくて、素晴らしい艦。
でも、ミクトランにとっては・・・それを見極めるためにも今は移動させなきゃいけないデスよね?誰かいませんかねぇ・・・キョロキョロと辺りを探していると・・・

そんな私を訝しげに見ている人間を見つけちゃいましたぁ!この人にこの艦を移動させることを、伝えたらいいですよね!
うん、我ながらナイスアイデア、デース!

ククルカン:そこのキミ!クルーの人たちに中に入ってベルト締めるように言ってくれる?

ゴルドルフ:なので、冷静に問い返そう・・・
君は何を言っているのかね?

まぁ、理解してもらえないデスよね〜どう説明したらいいかを考えていると・・・


このディノス、確か闘士職の・・・この子を伝言役に使いましょ〜!この子なら理解できるでしょ!

ククルカン:うん、すっごいヤバい
なので皆さんに・・・するって言ってもらえる?

ワクチャン:わかったぜぇ~ちょっと待っててくださいよぉ?

私が言ったことを理解してくれたようで、直ぐ様、行動に移ってくれました。うん、持つべきものは頼もしい人類!判断が早くて助かりマース!

ククルカン:じゃ、やっちゃいましょう!ボーダーの皆さん、しっかり捕まっててね!

まるでを見ているかのような光景だった。あのストーム・ボーダーをククルカンは一人で持ち上げて、チチェン・イツァーの西南の樹海まで運んでいき、そこにボーダーを置いた。

私もカドックもマシュもその運び方には驚いたが、危機を脱したのだけは解る。それに安堵したところで・・・景色が変わっていく・・・
ぐだ子:あれ?元に戻った?ORTも・・・消えてる・・・

そこは現在のメヒコシティだった。

ネモ:入れ替えと言うからにはそれは無期限じゃない。時間制限のある機能だったんだろう


緑の結晶となり、砕け散ったネモがそこにいた…そして、離脱したはずのこぼらたちも・・・
良かった。皆無事だった…


こぼら:戻って来たにゃね?
ぐだ子:こぼら!あのメッセージは解かんないって!

こぼら:にゃ?しょれはぐだ子が頭悪いせいにゃん

ぐだ子:良くても解らんってばっ!

カドック:ネモ・・・時間が経ってさっきの未来になったら、おまえは消えるのか?

ネモ:確定してるのはそこだけだよ

カドック:そうか、判ってはいたけど、一応な。ところでなんで判ってたか解るか?ぐだ子

ぐだ子:・・・地上に集まってるオセロトルたちがこっちを見てるから?

カドック:・・・・・・あのな・・・

ヤミキング:おまえはアホか?
カドック:な、なに!?

ヤミキング:知ってること教えたい気持ちは解るがなぁ・・・オセロトルが攻めてくる中で講義するのか?ここが戦場だって理解できてねーようだな・・・

カドック:なっ・・・

マシュ:わわ!その通りです!
マシュ:あれは間違いないなく・・・

ネモ:イスカリだけじゃなく、テスカトリポカにまでケンカを売った状況だからね・・・この祭壇は聖域のようだけど、すぐ上がってくるだろうね・・・


一難去ってまた一難・・・という感じで辟易してしまう。どう切り抜けようかと、私は急いで思案を巡らせる。だけど、なかなか決められずにいると・・・


ヤミキング:よし、お前らは逃げろ

ぐだ子:・・・何言って・・・
ヤミキング:今、お前らを失うわけにはいかんだろ?
こぼら:こぼらたちが足止めしてやるにゃん

ぐだ子:ダメだよ!一緒に・・・

ヤミキング:おい、カドック・・・オマエなら理解できるな?さっさと連れてけ。
邪魔だ

カドック:帰ってくるんだな?
ヤミキング:だぁれに言ってんだ?元々言っておいただろ?行きはよいよい、帰りは・・・ってヤツだ

こぼら:元々そうするつもりだったにゃん
カドック:お前ら・・・わかった!

ぐだ子:カドック!ダメ!
カドック:マシュ!ぐだ子を連れて行け!急げ!
マシュ:は、はい!

カドック:必ず戻って来いよ!
いいな!約束だからな!

こぼら:にゃって~
ヤミキング:この状況でそんな約束できるかよ…
こぼら:にゃけど、簡単にやられたくはにゃいにゃねぇ

ヤミキング:だな…さぁてと・・・一人頭5万な?
こぼら:ふん・・・誰に言ってるにゃ?
ヤミキング:ふっ・・・
おっしゃ!行くぜぇ!

こぼら:にょん!


ぐだ子:こぼらぁ!

私は必死に叫んだが、猫たちは私たちの方を振り向くことなく、10万のオセロトルたちに向かって突撃していった・・・


The end


出演
Uーオルガマリー
ネモ

マシュ
ぐだ子
カドック
ゴルドルフ

ククルカン
ワクチャン



あとがき
ORT戦終了でございます。
ここだけで3話(笑)まぁ、長かったですね。
たぶん、前半の山場だったのでしょう。

ただ、今回は1ブレイクだけだったですが、本番はそうも行かないでしょうね。ケルヌンノスのようにコンテニューしたほうが簡単!みたいな感じな気がするのは私だけですか?(笑)

それまでに何か弱点を見つけて弱体化してほしいですね~

そして、ここまでが前半です・・・
何と34話(笑)10節でですよ?
ぐだぐだ新邪馬台国もそうでしたが、10節あったら30話近く行くのかもしれませんね

とにかく疲れましたわ~
書いたはいいけど、これ、いつ公開されてるんでしょうね・・・もしかして・・・5月か?(笑)

あはは〜7月でしたぁ!


次回の公開は周年記事の後になる予定です。
どこまで書くかは未定ですが・・・
後編開始まで今しばらくお待ちください。

次回は英霊催装の記事になります。
タイトルはナウイ・ミクトラン番外編になってますので、まったく違うパラレルになっている訳ではありません。

ナウイ・ミクトラン㉞と㉟の間で起こったことにしていますので、気になったら読んでみてくださいね。

ではでは~(⁠๑⁠•⁠﹏⁠•⁠)♪