この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。
また、このイベントはすでに終了しているため、攻略情報は一切ありません。以上宜しくお願いします。
師匠:いつもは男装ってこと?
ブリトマート:はいっ!防御力もさることながら、重量もすんごい鎧を普段は修行がてら着込んでおります。ですが、つい興奮のあまり!武者震いついでにキャストオフしてしまいました。失礼あそばせ?
師匠:は、はぁ、なるほど・・・ぐだ子・・・
ぐだ子:なに?
師匠:美人なんだけどさぁ、私、あの娘、苦手だね・・・
ぐだ子:・・・だろうね・・・
(師匠は美人なら誰でもいいわけじゃないのかぁ…何か意外だなぁ〜あれ?そしたら清姫は?・・・邪険にしつつも好きなんだぁ~そっかぁ~♡)( ̄ー ̄)
師匠:なんだ?そのニヤついた笑いは!めっちゃ気持ち悪い!
ぐだ子:めっちゃ失礼!!

ブリトマート:敵チームへの直接打撃、妨害あり、何でもありの大乱闘必至なルール・・・明日霊血古圏!相手にとって不足はありません!

?:その意気や良し、ですわ!逆境を恐れず立ち向かうその勇気こそ、人のあるべき正しき道。

ブリトマート:あなたは!お祖母様・・・っぽい人!
アストライア:一度思い込んだらまっすぐ…母と変わりませんわね、ブリトマート。その実直さは愛おしいけれど、立ちはだかる困難を乗り越えるのは些か不利でしょう。ですので、頼りになる仲間を連れて参りました。こちらに!
エルメロイⅡ世:さぁな・・・
アストライア:では、改めて、グレイさん、ロード・エルメロイⅡ世、マシュ、ぐだ子、そして私と二代目ブリトマート・・・この面々で・・・
師匠:いや、待った。ぐだ子、マシュよりも適任者がいる
アストライア:なんですの?あなたが代わりに出ると言うのですか?
師匠:いや・・・ヒロこぼらとゴマだ
ぐだ子:え?ヒロこぼら?
マシュ:と・・・ゴマさんですか?
師匠:ちょっとこの2人には経験を積ませたくてね。お願いできるかな?アストライア
アストライア:・・・かまいませんわ
ブリトマート:あのかなり強い猫さん・・・私もかまいません
師匠:悪いね、ぐだ子
ぐだ子:それはいいんだけど・・・でも、ゴマは強いけどさ、ヒロこぼらって強いイメージあまりないんだけど…
マシュ:確かに・・・妙な術を使うイメージしかないですね
師匠:あはは。ヒロこぼらをナメてるとねぇ、何れ痛い目にあうよ?
ぐだ子:え?あははっ!まっさかぁ~
マシュ:そ、そうなんですか?
師匠:うん。必ずね・・・だから、ヒロこぼらを怒らせたらダメだからね?
あっ!ヒロこぼら〜ゴマ〜ちょっといいかい?
ヒロこぼら:なに?
ゴマ:どうした?総帥
師匠:ブリトマートたちと一緒にレースに出てくれるかな?
ヒロこぼら:は?
ゴマ:な、なんだと?
師匠:何れその経験が役立つはずさ
ヒロこぼら:はぁ…わかった
ゴマ:何の役に立つのかわかんねーけど、命令みたいだからやってやる
ゴマ:よーわからんが、頑張れ鰤トマト
ヒロこぼら:だね~
ブリトマート:はいっ!頑張りますわ!
師匠:・・・ぶ、鰤トマト?
ぐだ子:あはは〜ヒロこぼらたちはそう呼んでる…かな?
マシュ:たぶん、ずっと鰤トマトでしょうね。ご本人もブリトマトでいいですよって言ってましたし
師匠:あはは!おもしろいねぇ〜
うん・・・本人がその意味を知らないに一票!
ぐだ子:うん、絶対、知らないと思う・・・
マシュ:はい、間違いありませんね
The end
出演
ブリトマート
ロード・エルメロイⅡ世
アストライア
グレイ
マシュ
ぐだ子
おまけ
・あの言葉の意味
ぐだ子
ヒロこぼらのこと?・・・クリームヒルト城でのことは、できれば振り返りたくないなぁ・・・
私が知るヒロこぼらは大した強さじゃなかった。彼は頭の良さと冷静さが強みの妙な術を使う猫って印象の方が強いんだよね。
・・・あと、ヒロこぼらは話せば、絶対に判ってくれるって思ったんだ。だって、頭がいいしさ?あまり強くないなら・・・
どうして…そう思ったんだろうね・・・
目の前にビーストクラスの力を解放したカルデアへの復讐を誓うヒロこぼらがいた・・・
師匠:あはは。ヒロこぼらをナメてると、何れ痛い目にあうよ?
ぐだ子:え?あははっ!まっさかぁ~
妖精騎士杯レース前の師匠とのやり取りを思い出しちゃってたね…
その通りだったよ・・・こわい・・・ヒロこぼらに対して初めてそう思った。
あのこぼらとゴマが戦意喪失…猫サーヴァントのケリアは絶望し膝をついていた・・・
ジークフリート、クリームヒルトは退去してしまった・・・サーヴァントがいない…魔力もギリギリで簡易召喚もままならない。喚べても1騎が限度。その状態でどうやってあれと戦えと?
ダ・ヴィンチちゃんが必死に逃げるように訴えかけてくる。危険な状態なのはわかってる!でも動けなかった。天使のような翼を持った光のオーラを放つ猫の魔王がそこにいたから・・・
逃げてもやられる…瞬時にそう悟ったんだ。
そんな時に君たち4人の猫が現れ、ヒロこぼらを鎮めてくれた。キャットカードと呼ばれる君たちが来なかったら…今、私は生きていなかったと思う…
え?最後に一言?なんで?・・・じゃあ・・・
ヒロこぼらだけは怒らせたらダメっ絶対に!
レオナルド・ダ・ヴィンチ
え?あの大規模特異点のことかい?何を聞きたいのかな?
ヒロこぼらちゃんが危険な猫?正直に言うと思ってなかったさ。ホームズだけだったんじゃない?私たちにとっては人畜無害な理性がしっかりしてる猫だったしね。
だから、大丈夫って感じだったよ。
いやぁ、まさかあれほどとはね・・・
そういえば・・・ヒロこぼらちゃんが単独で特異点に行ったことなかったなぁ・・・
あ・・・一度だけあったね・・・ヨーロッパ…だったかな?師匠くんが青ざめてたなぁ・・・その後、何故かレディ・アヴァロンがめっちゃ怒られてたね〜
しょぼーんってなってた~
・・・ホント、なんでだろ?何か知らないかい?って知らないか・・・でも大規模特異点の後だと納得…あの猫ちゃんを単独で特異点に行かせたくないよね・・・
でもさ・・・あのヤバい猫が何で師匠くんに従っているのか…どう考えてもヒロこぼらちゃんの方が強いのに…だ。
ゴマ:お前らは総帥とヒロこぼらの関係をよく知ることから始めな。なんでヒロこぼらが常に総帥の傍から離れたがらないのか・・・
ゴマちゃんは北極に師匠くんを送ったと知った時、そう言っていた・・・あの言葉の意味を・・・もっと考えるべきだったのかもね・・・
ダ・ヴィンチ:・・・っていうかさ・・・
?:なんでしょう?
ダ・ヴィンチ:なんでそんなこと聞くの?あそこでも、ぐだ子ちゃんにもそれ聞いてたようだけど…桜ちゃんだっけ?何でカルデアにいるの?キミたちはそれぞれの世界に戻ったと聞いたよ?
桜:・・・私はこぼらーずのNo.2です。あなた方が我らがキングをどのように思っているのか…知るのは当然のことですわ
ダ・ヴィンチ:わかったよ。じゃあさ、こっちも聞かせてくれる?さっき話したゴマちゃんの言葉の意味教えてくれるかなぁ?ギブアンドテイク・・・だろ?
桜:・・・・・・
ダ・ヴィンチ:わっ!な、なに!?
?:油断大敵ってやつ・・・動いたら・・・判ってるよね?
ダ・ヴィンチ:え?え?桜ちゃんが2人!?どっちが桜ちゃん?
?:さぁ・・・どちらでしょうか?あら?動くと首が飛びますよ?
ダ・ヴィンチ:う、うん・・・判ってるさ
桜:秋桜?おやめなさい。ダ・ヴィンチ様をイジメてはダメですよ?
秋桜:はぁい・・・
桜:失礼いたしましたわ。しかし・・・知らなくて良いこともございますよ?では、さようなら。ダ・ヴィンチ様・・・
ダ・ヴィンチ:・・・あの猫ちゃんたちも…ヤバいね。こっちは師匠くんと同等かい?
特に・・・特に・・・どっちが桜ちゃん?やれやれ…危険猫リスト・・・作ろっと・・・まったく…ホームズがいたらなぁ〜
おまけ出演
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ぐだ子
あとがき
今回はおまけでトラオムの回想を含めました。
トラオムで書けなかった部分なんですが、すごく長くなりましたね(笑)
トラオム前と後でぐだ子やダ・ヴィンチちゃんがヒロこぼらに対してどういう評価をしているのか判っていただけたかな?
その油断がトラオムで絶望的な状況を作り出してしまいました。もし、ぐだ子が師匠くんの言葉を信じて対策していたら・・・
あのシーンはなく、もっと違う展開になっていたことでしょう。
では、あのトラオムの時にそれを聞いた猫が桜だったのは偶然なのか…果たして・・・
というかですね・・・下書きが完成してるものを含めて、7章までに明らかにしときたいなぁ〜という部分がどんどん書けている気がします。
中には、は?これ書く予定なかったんだけど!?みたいなものもあって、苦笑いした部分もありましたけどね(笑)
不思議な感じがしますねぇ〜
次回12月3日公開予定
ではでは~(๑•﹏•)♪