夏になると
なぜか
観たくなってしまう
スティーブン・キング原作の
スタンド・バイ・ミー

舞台となっているのは
アメリカはオレゴン州のキャッスルロックという
小さな田舎町。
それが作家ゴードンたち4人の少年達の生活の全てだった。
キャッスルロックで少年時代を過ごした、今は作家となっているゴードンは
弁護士のクリスが喧嘩の仲裁に入って殺されたことを知る。
ゴードンの心は時を遡って
12歳の時に戻る。
死んだ兄の陰に隠れて親からは
まるで見えてない息子のように
物静かな少年だったゴードン。
ゴードンに限らず他の仲間たちも
家庭環境に問題があったり、心に傷を負っていた。
不良呼ばわりされていたクリスとはいい友達で
クリスが小説を書くことについて背中を押してくれたことは間違いない。
もう二度とは来ない
仲間たちと交流していた日々。
事故死したという少年の死体を探しに行く2日間の小さな旅。
ノスタルジーを感じたくなると
何度でも
見返すのだ。
死んだ兄といつも比較していたゴードンの父親が
大人になって立派な作家になっているゴードンを今度はきちんと認めていて欲しいものだと
切望する。