ワシはフロイト博士じゃ。
鰻重美味しそうだのう。
ワシらもたまにはフロイト研究室に
鰻重の松頼みたいものじゃ。
諸君は
鰻重が松竹梅と値段にランク付けがあるのご存知かな?
あれは消費者心理を巧みに利用しているんじゃヨ。
消費者心理を極端性回避の心理と呼びますわい。
実はな、松竹梅と3段階の値段がついた商品がある場合、
人は真ん中のランク
すなわち竹を選びやすいんじゃ。
お客さんに自由に選ばせているようでいて、実は店が誘導してるケースは他にもありますな。
居酒屋やレストランでたくさんのメニューがあっても、人は往々にして
今日のおすすめ
や
今日のランチ選びがちじゃな。
メニューが多いと、人は面倒になり、つい定番メニューを選んでしまうんじゃ。
これは心理学用語では
決定回避の法則といいますぞ。