見えないゴリラ フロイト博士の心理学教室 | 星導夜

星導夜

何気ない日常にも素敵なことが満ち溢れているように思います
日常のささやかなよろこび、楽しみを書き留めてみたいと思います

ワシはフロイト博士じゃ。

みらあじゅどのGWは終わりましたじゃ。

連休ボケしてないで学問なさってくだされよ!
今日は
「見えないゴリラ」について講義しましょうかな。

みらあじゅ殿は
イタリアのホラー映画監督の
ダリオ・アルジェント作品がお気に入りじゃ。

サスペリア2と言うサイコサスペンス映画に

「目の前にある大事なものを見落としてしまう」というシーンがありますわい。

ネタバレになりますがな、実は不気味な幽霊画と思っていたものが鏡であり、そこに殺人犯人の顔が写っているというシーンですな。

これは「見えないゴリラ」で説明つきますわい。

「注意の錯覚」としても知られますな。




ホレ、You Tube貼っておきましたぞい。
まずは白いシャツを着たチームが、バスケットボールを何回パスしたかを数えてみてくださらんかな。

いかがですかな?



「パスの回数を数える」という目的のため、白シャツの人々の動きに「注意」を集めていると、ゆっくりと横切る「ゴリラ」を見落とすということは、全く驚くべきことですな。

おそらく、眼球では、ゴリラの存在を知覚していたはずですがな、脳内で情報処理(認知)されなかったので、「見えなかった」ということになったのですな。

サスペリア2、犯人は最初から誰かはわかってはいるんですがな。
いきなり逮捕されてしまったら
それでこの話は終わりになってしまいますな。