頭を使った小さなおばあさんがんばる | 星導夜

星導夜

何気ない日常にも素敵なことが満ち溢れているように思います
日常のささやかなよろこび、楽しみを書き留めてみたいと思います



アメリカの童話作家に

ホープ・ニューウェルと言う女性がいます。

「頭を使った小さなおばあさん」という作品がありまして、
この
「頭を使った小さなおばあさんがんばる」は続編に当たります。

このおばあさんさんの頭の使い方なのですが
「ぬれタオルであたまをしばり、いすにこしをおろして、ひとさしゆびをはなのわきにあてると、しずかに目をつぶり」じっくり考えるのです。

大変貧しくて、ささやかな暮しをしているので、頭を使うことによって、困ったことをうまく切り抜けているのです。

第1作目の「頭を使った小さなおばあさん」では
毛布が穴だらけで新しくしたく、羽布団を買おうと懐いつつもお金がなくて、羽布団の代わりにガチョウたちを飼います。

羽をむしって羽布団を作ろうとするけれど、ガチョウたちが寒そうなことに気が付きます。

頭を使って考えた末

毛布はガチョウ達の上着に作り変えられます。

そしておばあさんは羽をむしって、暖かな羽布団の出来上がりです。

このようにうまく行くこともあれば、
新しいエプロンを自分で作ったものの、フリルをつける為に上を切り取ったら、却って丈が短くなるような失敗もします。

続編の「がんばる」でも

1ペニー銅貨を節約する為に、銅貨に穴を開ける為のドリルを1ドル出して買うエピソードがありますよ。

「私はなんてかしこいおばあさんなんだろう」と毎回自画自賛していますね😂😂😂

本当かなあとも思うのですが

結果オーライ!ということで

この、とんちんかんな頭の使い方するおばあさん👵

ほのぼのしていますよ。