戦艦ワルキューレの航海日誌 聖夜特別編 | 星導夜

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何気ない日常にも素敵なことが満ち溢れているように思います
日常のささやかなよろこび、楽しみを書き留めてみたいと思います

これは、少し前。

地球での聖夜の出来事に時を戻そう。

聖夜、サンタクロース氏は恐ろしいオーク鬼の襲撃を交わしつつ、懸命にプレゼントを配っていた。


オーク鬼どもは、夢や希望が大嫌いで、サンタクロース氏を困らせてやろうとしていたのだ。

「ルドルフよ、トナカイたちよ、しっかりしておくれ。」

サンタクロース氏とトナカイたちがオークどもに追い付かれそうになったその時。

暗い夜空を戦艦ワルキューレの銀色の閃光が切り裂いた。

「サンタクロース様。援護しますね。」

凛としたみらあじゅ艦長の声が響く。

ワルキューレは、おぞましいオーク鬼どもを蹴散らして、サンタクロース氏が最後のプレゼントを配り終えると、東の空に消えて行った。


ghost2045副長より

みらあじゅ艦長は、夢や希望を護るためにはこのような援護活動をする時もある。

本日はファンタジー仕立で。