ガス式暖炉の外枠を作り、施工主さんが色を選ばれたので油性のステインで塗装しました。








両側の柱も濃い茶色にするか悩まれてます。

僕的にはこのままが、部屋に馴染んでいいんじゃないかなと思うのですが。


ちょっと、サンプル的に施工主さんへ写真を送りました。


この塗装が仕上がれば、あとは続いてマットなクリアコートをかけるつもりです。


もともとは、この家は友人の大工さんが施工されていたものを引き継いだのですが、

僕がログビルダーということを知り、家のシンボル的なものが欲しいとこれを依頼されました。

大工さんは、このような大きな木材を扱う人はいないからです。

あとの暖炉周りのグレーの部分は、石加工を専門とする友人が施工します。

厚い幅の木材。



これは薄い色を塗った横木の幅です。

下の年輪の広いほうが経年で乾燥して縮みやすいので、反ってくる可能性があるため

年輪の小さいほうをすべて表面にもってきています。

さらに、大きな木の節がある部分をどこに使うかなども、

考えながら場所をきめていく必要があります。

続いては、前から行っている黒い階段の柱。

それに取り付ける鉄製の枠(オーナーさんが絵を描いてそれを、特注でオーダーされた枠)に木枠などをつけて、取り付けていきます。

特注のため、金具など一切ないのでどのようにその重い鉄製の枠を取り付けるか、

また頭を使わないといけません。

オーナーさんがこだわられる、
唯一無二的なものを形にするには、そこが一番大変なところです。