$~僕がピアノを弾くのを止めてから~

古くなったブルックスB17をスワロー風にカスタムしてもらいました。


サドルのサイド部分をカットして、糸で縫製します。

$~僕がピアノを弾くのを止めてから~


仕上がりはこんな感じです。


$~僕がピアノを弾くのを止めてから~



このサドルはレストア中のクロスバイク、GIANT ESCAPE R1に使う予定です。

R1はグロスブラックに自家塗装しました。

コンポはDEORE XT、ステム・シートポストなどはDETA、ホイールはカンパの安い完組みを予定しています。


$~僕がピアノを弾くのを止めてから~


$~僕がピアノを弾くのを止めてから~

もう一台、レストア中のロードがあって

こちらは銅粉入りの塗料で前塗装しました。

新品の10円玉のような色になりました。

さて、こちらの10円玉ロードですがサドルとバーテープの色が悩むところです。

茶色のスワローを取り付けたところ、全体的にベタッとしたような色調になってしまいます。

黒スエードのセラサンマルコ・コンコールあたりが良いのでしょうか。

サドル、バーテープともに赤にしてもいいかな、とも考えていますがどうなることやら。


$~僕がピアノを弾くのを止めてから~

地元の写真家、松原豊さんのツイートで先ほど知ったのだけど

喫茶 tayu-tauさん

OPENされたそうです。

行ってみたい。

男一人で気楽に入れる雰囲気だといいのだけど・・・

駐車場が少なそうなのでジモティ(笑)は自転車でGO!



$~僕がピアノを弾くのを止めてから~

3月26日開催の*ビブリオバトルに向けてビブりまくっているのだが

何を取り上げたらよいかがわからない。難しい。。。

(*biblio〔英〕書籍のこと)

今回はテーマを決めていないので

雑誌でも漫画でも絵本でも写真集でも良いらしい。

ボランティアのメンバーには若い学生さんが多いので

彼らの知らないようなものを是非取り上げたい。

寺山修司とかを取り上げて

若い人に寺山ワールドを洗脳するのもいいかも知れない。

でも学生ボランティアスタッフはいずれ劣らぬ読書家ばかりなので

寺山修司は周知しているかもしれない。

寺山修司作品は図書館には非常に多く在庫しているものの、出版社である角川文庫からは

寺山の母の死後 新刊が発行されたがそれ以降補充された事が無い。

世の流れとは言え、お寒い状態で寺山修司の認知度は現状ではそのくらいなのかも知れない。






有名だが、于武陵の漢詩『勧酒』、井伏鱒二の訳で



この杯を受けてくれ

どうぞなみなみ注がしておくれ

花に嵐のたとえもあるぞ

さよならだけが人生だ




この詩を受けて、寺山修司が『書を捨てよ、町へ出よう』の中で返した言葉が





さよならだけが人生ならば

また来る春はなんだろう

はるかなるかな地の果てに

咲いてる花は

なんだろう


カルメン・マキが歌った寺山修司作詞の曲『さよならだけが人生ならば』の歌詞

「さよならだけが人生ならば また来る春は何だろう

はるかなる地の果てに咲いている 野の百合何だろう

さよならだけが人生ならば めぐり会う日は何だろう

やさしいやさしい夕焼と ふたりの愛は何だろう

さよならだけが人生ならば 建てた我が家なんだろう

さみしいさみしい平原に ともす灯りは何だろう

さよならだけが人生ならば  人生なんかいりません。」



この詞が僕の青春クライシスの始まりだった。


その後も寺山修司は様々な問いを投げかける。

「フランスは悲劇的か喜劇的か?」「地球は丸いのに、書物はなぜ四角だと思う?」

「生れてから今日まで、およそ何マイル歩いたと思うか?」


人間というものはプラスマイナスゼロになるように出来ているんだな。

僕の友人にSE兼パチプロがいる。

彼は一日に7万円くらい勝つんだけどこのレベルになるまで生涯年収に等しいカネを

つぎ込んだ。

よって、いくら勝ってもプラマイゼロだ。

ダルビッシュ投手だって才能があって背も高くてイケメンだけど嫁と弟がワルいので

プラマイゼロ。

僕はというと今のところマイナスばかりなので そのうちツキが回ってくるかも知れない。



さよならだけの人生だけど、その分 出会いもきっとある。

「墓場まで何マイル?」