ヨシタケシンスケさん作
伊藤 亜紗さん相談
「みえるとか みえないとか」
いろんな星を調査する宇宙飛行士の少年が
それぞれの星にいる生命体と自分との違いを発見し
その、お互いの共通点、お互いに違うところも認めていく。
という内容を分かりやすく描いてある絵本。
優しい絵のタッチに加えて、
ほぼ、ひらがなでかいてあるから、
ひらがなが読めるようになってきたら
こども自身の感性で読むことができそう。
環境が変われば、
それが「普通」になったり
「珍しい」になったり・・・
自分のものの見方が、一面的だったことを考えさせられた。
自分の常識や普通に当てはめてしまい
私も気づかずに差別的な言動をとって
相手を傷つけることがあってるかもしれない。
自分の常識や普通って相手にとってはそうじゃないこと
いっぱいあるもんね。
自分が見えてる世界や見てきた世界が全てになりがちだけれども、
そうではなくて
見えてない世界を想像する力をつけることが大事だなと思う。
そのためには経験と、本を読むこと、できるだけ人とコミュニケーションをとること、が必要。
子どもがもう少し大きくなったら
読み聞かせしたい絵本。