はじめて嗅ぐことができました。
コーヒーの花の香り♬
UCCコーヒーマイスター講習で分けていただいて
そう 8年目になるかしら?
ジャスミンのような姿をしながら
樟木のような かおり
思い出すのは、京都の実家
斜向かいに 上島珈琲の焙煎所がありました。
ときおりえも云われぬ
芳ばしい香りが 風に運ばれてきます。
お向かいは 歌舞伎役者さんの黒塀に犬矢来の屋敷。
初夏のころは 橙の実が見事でした。
まだ幼い頃 風邪をひいて
何日も寝込んでいたことがあって・・・
小学校へ行きたくなかったのかな?
日頃 家業で忙しく
あまり相手をしてくれなかった母が
二階の窓辺に おいで、と言って
「お向かいの橙 見てごらん。
近くばっかり見てると、目ぇ悪なるし」
眩しいくらいの果実の色。
風邪にかまけて、怠けてよかったと
どこかで思った気がします ^ ^
西洋の香りと 東洋の古典が入り混じる
京都 中京区は不思議な街でした。
いまの時勢で、様変わりしてしまったけれど
香りと一緒に残された記憶は
心の奥深く 息づいています。
