いつも拙いブログにお付き合い頂きありがとうございます。

今日も「お気楽人生」。利害関係に囚われず自分が感じたままを綴っていきます。

 

お陰様で最近アクセス数が増えています。そのそして閲覧履歴から推察されるのは「未経験で不動産屋を始めたいから、参考となる事例を見てみたい」という方が複数いると言うことです。今日はその第5弾です。

 

未経験で不動産屋を始めたいという方へ、私なりの考えをお伝えしたいと考えます。

 

未経験で不動産業を本業に据えるというのは、とても大変です。当初は賃貸仲介をメインとするのが一般的ですが、競合他社も多くレッドオーシャンの市場に飛び込む覚悟が必要です。

 

「不動産屋は資産家の商売」だとこの世界に入って感じました。不動産仲介業単体で長期にわたり売り上げを維持していくのは至難の業だと思います。実際に廃業に追い込まれている所も少なくありません。過去ブログより

https://ameblo.jp/ks-create/entry-12578197858.html

 

一方「旦那の給料で生活して、自宅の一室を使って不動産屋を開業したい」といった主婦の方や「定年後に年金をもらいながら、不動産業をしてみたい」といった方は、未経験で開業も悪くはないでしょう。最悪「不動産業で売り上げが上がらなくても何とか食べていける」という環境でないと、長期で店を構えるのは難しそうです。恐らく未経験で不動産屋を開業したいと考える人の大半は親戚縁者に地主がいたり、潜在的にお客様を持っている方だとは思います。

 

私が開業した約1年後に未経験で不動産屋を開業した知人の本業はリフォーム会社です。その人は不動産業においては仲介をせずに買取再販に特化しています。手持ちのお金を使って物件を仕入れて自らリフォームして安く転売しています。本業との親和性も高くとても賢いやり方だと感心しています。

 

置かれた環境は人それぞれ違いますから、自宅を改装して事務所にする、事務用品は中古で調達するなど、無理のない範囲で不動産業を始めるのが良いかと思います。

 

不動産業が軌道に乗るまでに私は約5年かかりました。先輩業者さんで、経験あり・勤め人時代は極めて優秀なセールスマンという方が独立して軌道に乗るまでにやはり5年かかったそうです。それまで我慢できるかが重要です。

 

そうは言っても不動産業を本業にバリバリ稼ぎたいという方にとっては、私のブログを見ても参考にならないと思います。

そんな方はエラン様のブログをご覧ください。

https://ameblo.jp/elan-de/

リサイクルショップからの転進の話など参考になります。

 

追伸

今回で「未経験で不動産屋をやると言うこと。私の場合」を終了します。ブログアクセス数の増加の他に今回の連載ブログを書くきっかけになったのは、とある方の本の出版が中止になったことです。その本の中に今回の話を書きましたが披露する機会が無くなったので今回ブログにて掲載することにしました。今回のコロナ騒動など景気に不透明感が出てくると、普段は低空飛行の私のブログ閲覧数が大きく跳ね上がります。私のブログを見て「未経験でも不動産屋を楽に開業できる」と勘違いされてしまっては、とても申し訳無く思います。だから今回は未経験で不動産屋を始めたいきさつを披露させていただきました。「なんだよ、結局お前は恵まれてるな!!」という意見も多数あるとは推察されます。ごもっともとは思いますがご理解ください。