連帯保証人 | 税理士 K-nosuke の言いたい放題

連帯保証人

「貴方には迷惑をかけませんから、協力してもらえませんか。。」

、、、この言葉にいい話なんてない。
私に迷惑かかっても、相手は見て見ぬふりで責任なんてとれやしない。
私も3年ちょっと前に、そんなことがあり窮地にたたされたことがあった。
詳細は語れないが、正直こりごりだ。

私の場合は、大ごとにはならず、全て切り離したので、今のところはまだ良い。
ただ、こういったことで中には安請け合いして、大変なケースになることがある。
借金の連帯保証人だ。

「とりあえずここに署名と実印を押して。」と言われて、何気無く書いてしまったが、それが借金の連帯保証人の欄だったといったケース。

連帯保証人は怖い。
他人の借金の返済について、その他人と同等の義務を背負わされる。その他人はお金を借りているので、一時的にキャッシュがプラスになっているが、連帯保証人はお金をもらってないのに払うので、ただキャッシュがマイナスになるという悲惨なものである。

この連帯保証人の制度は、お金を貸す側を守るためにできたものである。
とりっぱぐれのないようにするためだ。

連帯保証人を無効にすることも、やれば出来るようだが、条件は厳しいみたいだ。
ただ無効になる条件が揃っていたとしても、1円でも返済したら、返済の意志があるとみなされてしまい、返済を余儀なくされるので注意が必要だとのこと。
(法的なことは詳しくないので、専門家に聞いてください)

「迷惑をかけないから、、」と歩みよられても、絶対に責任なんてとってくれない。
その人との関係が悪くなっても、拒否をする勇気を持つ必要があると思う。
自分だけでなく、関わる全ての人に影響を及ぼすからだ。