面接 | 税理士 K-nosuke の言いたい放題

面接

面接って題目だけど、特に事務所として、今のところ採用の予定はありません。


今回は、前の事務所で面接官の立場だったときの話をしたいと思います。


会計事務所に面接を受ける人は、独立の話はあまりすべきじゃないんだそうです。


面接を受けに来た人に

私:「将来的に独立を考えていますか?」

というと、

来た人:「ん~~、御社の戦力になれるのであれば、長く続けたいと思います。。。。」


と大抵濁すんですよね。


そこで、

私:「本当にそう思っているの?

   よく、独立したいっていうと印象悪いからって思いがあるかもしれないけど、

   独立したいっていう高い希望があるのであれば、会社にとって戦力になると思うしね。

   それに、プロ野球の世界見ても、大リーグを目指して頑張っている選手の

   レベルアップはすごいじゃない。ダルビッシュ選手なんて最たる例じゃない。

   そういうモチベーションを高く保ってやる人間のほうが成果を残すんです。

   だから、心おきなく本音をいっていいですよ。」

というと、

来た人:「独立の希望はあります。レベルアップして御社の力になり、

      将来につなげていければと思います。」


ってなる。


これでいいんだと思う。

もし、独立されて、会社として戦力ダウンになっても、次が出てくるような体制を整えることが

大事なことだと思う。

(まあここが、会社にとっては難しいところなんだが。。)


「独立したい」って発言して、それが原因で不合格にする事務所だったら、入社しないほうがまだまし。

嘘偽って入社して、散々な目にあっても困るしね。

それに働くだけ働いて、

税理士登録するための職務経験の印鑑を押してもらえなかったら、最悪だし。


面接は、会社が必要な人材をとると同時に、面接を受ける側からも

この会社で大丈夫かを見る機会でもある。

会社側からも、この人はどういう人かを見て、判断するので

嘘偽りなく、話したほうがよいと思う。

嘘偽りなく話して、合格したのであれば、本当の自分を採用してくれたということになる。


あと、

「面接を合格するためのテクニック」とかいうのがあるみたいだけど、

そんなものははっきりいって必要ない。

テクニックってなんだよ(笑)って思う。

「ガッチガチに緊張したから、面接が落ちる」ってものじゃない。

その緊張の中で、その人が話す言葉やしぐさをみている。

そして、その人の今までの生き方や経験がものをいうんじゃないかって思う。


では。


k-nosuke