TACの講師
今年の9月から、
TACで税理士試験の法人税法の講師をはじめることとなった。
講座は、はじめて法人税法を学習する人のコース(レギュラーコース)を担当している。
自分自身も、今から10年前にこのレギュラーコースで1年間頑張って、
なんとか合格をした。
だから、自分自身が培ってきたノウハウなどを、
今いるクラスの人たちに、できる限り伝えていければなと思っている。(いいものは伝えられればと)
そして、何が何でもこの1年の試験勉強で合格を勝ち取ってほしい。
特に税理士試験は、年に1回しかなく、そこを失敗してしまうと、
また来年ということになる。
だからこそ、今のこのときを大切にしてほしい。
その中で、とにかく伝えたいことは、
ルーティーンを大切にすること、
当たり前のことを当たり前にやるという「凡事徹底」を大切にすること、
ということがベースだ。
あとは、目標をどこに置くかである。
税理士試験の合格を目標とするのか?
自分が将来なりたいものがあって、その過程の中に税理士試験の合格があるのか?
同じ合格を目指していても、全然意味合いは変わってくる。
間違いなく後者のほうが、合格するのは早いだろう。
運転免許をとりにいくような感じかな。
免許を取ることをゴールにしている人なんていないでしょ?
講師として、講義をするのは当たり前だけど、
受講生がポジティブに、モチベーションを高くなるようなことも実践できればと思う。
手取り足取りってわけじゃなく、些細なところからっていうことで。
あと、心構えとしては、野村克也氏がキャッチャーの立ち位置で言っていた言葉を使うと、
合格したら、受講生の頑張りのおかげ
不合格だったら、講師のせい
という気持ちで、真摯に望みたいと思う。
そんな感じで。
k-nosuke