カープ0-1スワローズを受けての発言
4/15の広島カープ対ヤクルトスワローズの試合、
1-0でヤクルトが勝利した。
この試合、カープのマエケンが8回を1失点に抑えたのだが、
結果的に負け投手となった。
さて、このケース、全体ミーティングで、トップが声をかけるとしたら、
どちらがいい?
A:「マエケンがこれだけ頑張っているんだから、打線はもっと援護しろ」
B:「マエケンは良く頑張った。しかし初回先頭を四球、そして先制されたのは頂けない。
打線が点をとれないのであれば、投手は点をとられてはいけない」
まあこれはいろいろ考えがあるが、
私がいうとしたら「B」である。
「B」の言い方も、そんなにいい言い方ではないのだが、
「A」は何故良くないか。
「A」を言ってしまうと、投手陣は「野手がもっと打ってくれたら。。。」
という空気が蔓延する。
投手陣は「俺たちは悪くない」という思いが強まり、打撃陣との溝が深まる。
「A」は発言しなくたって、みんなわかっていること。
むしろ「B」を言うことのほうが、むしろ打撃陣は「俺たちがやらなければ」という気持ちになるだろう。
トップの人の発言は、自分が思っている以上に影響力がある。
その発言やしぐさ、行動、しだいで組織は大きく変わってくる。
だから、とても神経をつかう。
マエケンは、投手陣の柱としての自覚があるので、
打線に対しての不満は洩らさなかった。
彼はチームの全体的なことを考えているようだし、
そこはとてもすばらしいことだと思う。
こういう優秀な人がいればいいのだが、必ずしもそうではない。
某球団の、自称スラッガー(もうこのチームにはいない)は、
「打撃陣は問題ないので、あとは投手陣にしっかりしてもらいたい」と
ファン感謝デーで発言したらしい。
これは、全体的なことを全く考えていない発言だ。
まあなかなか難しいところだし、神経を使うことだと思う。
トップの色もあるし。
こういうのって、数学の計算式のような明確な答えってないですよね。
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