グリエル・・・米国とキューバの国交正常化
今年ベイスターズの戦力になる予定だった、ユリエスキ・グリエルが契約を解除された。
彼のプレーは見たかったので、とても残念に思っている。
ただ、契約不履行だったので仕方ないかなと思う。
むしろフロントの毅然とした態度には、心から賛同する。
そもそも、グリエルが契約社会というものを、全然わかってない。
いわゆるわがままなお子ちゃまだったんだろうなって思う。
その一方で、グリエルの画策とうわさされているのが、
国交正常化による大リーグ入りである。
今日の日経新聞の1面に出ていたが、
4/11に米国とキューバの国交正常化に向け、オバマ大統領とカストロ議長が会談を行った。
なんと59年ぶりである。
キューバ革命からはじまり、国交断絶、核戦争寸前までいった両者だったが、
今回の会談は、歴史的な出来事である。
長期間断絶していたので、容認できない部分もあるかもしれない。
でも少しずつ解決していってもらいたい。
さて、この国交正常化がうまくいけば、
キューバ選手の大リーグ入りが容易になるということだ。
キューバの選手は、基本的には大リーグ入団はできないこととなっている。
大リーグ入りしたい場合は、亡命という手段をとらなければならない。
これは大変リスクを伴うものである。
有名どころで言うと、コントレラスやチャップマン、そして巨人にいるアンダーソンなんかが
いわゆる亡命組である。
今回の国交正常化がうまくいけば、亡命というリスクをとらずに
大リーグ入りが可能になる。
そんな状況下で、グリエルが、大リーグ入りを視野に入れるため、
ベイスターズの契約を解除をしただとかそんな記事があるけど、
正直、彼がそんなことを計算に入れているとは思えないんだよね。
そんなの別に、1年ベイスターズでプレーをした後だってなんら問題ないわけだし、
彼は契約社会というものをわかっていないだけとしか思えない。
キューバの至宝であることには間違いない。
もし大リーグ入りが実現できたのであれば、是非活躍を祈りたいと思う。
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