「采配」落合博満著
さて、明日から仕事はじめの人が多いと思います。
年末年始の休みもあっというまでしたね。
新年一発目、はりきっていきましょう。
さて、先日私は、中日ドラゴンズ前監督の落合博満さんが書いた
「采配」という本を読みました。
落合さんは私の尊敬している人物の一人で、
物事の考え方については、参考にしているところがあります。
落合さんはオレ流と言われていますが、
監督をやっていたころは、選手のために深いことをいろいろ考えていたんだなと
いうことを改めて実感しました。
選手がいかにして試合や練習をやりやすい環境をつくるか、
成長できる環境をつくるか、
落合さん自身が、実践していたことや経験したことを
伝えていたんだなと思います。
また、勝つということにこだわる姿勢は大事ですね。
勝つことに対する試合の進め方、長いシーズンにおける
選手のモチベーションの保ち方、全144試合をトータルに考えた
試合の進め方、いろいろ考えていたようです。
これがプロなんだと思いました。
中日ドラゴンズは、勝つけど人気がないと言われていました。
特に、落合監督は、ファン感謝デーにも参加しないこともあり、
ファンサービスが足りないとも言われていたそうです。
しかし、人気がないのは落合監督だけのせいなのだろうか?
私に言わせれば、営業部門の努力が足りないだけのこととしか
思えません。
なぜ、落合監督がファンに対して、サービスが足りないことが
客足を減らす直接の要因になるのだろうか?
監督や選手が、勝つためのことを考えるだけのことをして
何が悪いのだろうか?
もちろんファンあってのプロ野球なので、サインを求められたりなどされたら、
快く応じたりすることは、大事なことだし当たり前なことです。
しかし、球場に客をよせるために、例えば、選手が試合前に握手会を開いたりすることなどが、
そんなに大事なことなのだろうか?
選手や監督が行うファンサービスとは何か?
答えは一つ、「試合に勝つこと」だと思います。
そして、「プロ野球選手としての最高のパフォーマンスを見せること」だと思います。
私が球場に野球を見にいくのは、球場の雰囲気を楽しむのもそうですが、
素人にはできない、スーパープレーを見にいくため、
そして、ひいきチームの勝ちを見に行くためです。
勝ち負けは、相手もあることなので、負けるのは仕方のない部分もありますが、
さすがプロだというプレーを見たいという思いでいます。
営業部門は、もっと球場に足を運んでほしいと思うなら、
落合監督が、野球で勝つことを真剣に考えているように、
いかにして客を球場に入れるかを真剣に考えてもらいたいです。
落合さんが中日ドラゴンズの監督を辞めるのは残念なことですが、
築いてきた財産は、これからも受け継がれていくと思います。
落合さん、そして中日の選手には、今後の活躍に期待したいと思います。
とはいえ、私はベイスターズファンなので、
あくまでベイスターズを叱咤激励しながら応援をしていきます!
それでは、明日からがんばりましょう。
K-nosuke