税制改正大綱について | 税理士 K-nosuke の言いたい放題

税制改正大綱について

今日は気がついたら夜11時30分まで仕事をしていました。

しっかりスケジュールを調整して動かなければ駄目ですね。反省です。


さて、土曜日に税制改正大綱が決定されました。

ビジョンがほとんどない改正内容ですが、

中には重要な改正内容も含まれておりますので、

見ていきたいと思います。


会社員の給与収入が年1,500万円を超えた場合の、給与所得控除が

245万円で頭打ちになります。

給与所得控除とは、所得税の計算上、給与収入から差し引くことができる金額で

収入ごとに一律に定められています。

また、給与所得控除は、給与収入のおよそ3割と言われており、給与収入の金額に比例します。

したがって、給与収入が増えれば増えるほど、給与所得控除が増えるのですが、

給与収入が年1,500万円の人は、給与所得控除が245万円で頭打ちになってしまうので、

収入の多い人にとっては、増税ということとなります。


この改正は、「必要経費である給与所得控除が年収に応じて増えることは考えにくい」という

議論をもとにされたものです。


と気がついたら、こんな時間になってしまいました。

スケジュール管理がなってないですね。


寝ます。


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