産経新聞の報道で、京都の有色紀州犬が紹介されていた。

 

 

紹介されたのは6歳の雄。非常に人懐っこい個体のようだ。

特筆すべきは、その被毛の色。

灰色が卓越した胡麻毛で、作家の近藤啓太郎が追い求めたヌタ毛がおそらくこれだろう。

有色紀州犬といえば、その多くはブラック・アンド・タンに似た胡麻毛で、拙宅の剛もこのタイプに属する。

 

 

その他には、先日紹介した赤毛の紀州犬がいる。

 

有色紀州犬は絶滅が危惧されるが、今はまだ毛色にも多少のバリエーションがある。

今が積極的に保存活動をする最後のチャンスなのかも知れない。