国際結婚、離婚、再婚、不妊⇨犬親へ

世の中の「当たり前」から外れた道を

自分らしく生きる

ライフコーチのベルリン暮らし13年目

 

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誰かに投げつけられた一言で

辛い喪失体験で

叶わなかった夢で....

 

傷ついたことのない人はきっと

この世にはいないと思います。

 

傷ができればそれは当然

「癒やす」ことが必要で

しかもそれは早ければ早い方がいい。

 

そのような風潮があるように感じますが

実はそうでない時もある。

 

そのことがはたと腑に落ちた出来事が、

先日二つ続きました。

 

今の自分が心の傷を手放せないことで

「自分はだめだ」と思っている方に

 

少し視点を変えて自分にOKが出せる

きっかけになったら嬉しいです。

 

 

無理に癒さないことが
必要な期間というのがあります。

 

それは、自分の傷の痛みを
まだ感じ切れていない時。

無理に癒さないことが必要だな
という気づきを得たきっかけの一つは...

私が3年くらい前からお世話になっていて
私が知る中でも一番エネルギッシュ!
だと思う方からのアドバイスでした。
 
感情を押し殺して、ダメだ!と
抵抗すればするほど継続するから
感じ切るっていうのが
いいかもしれないですね。
 
ザワザワしている感情が
なくなるまで感じ切る!
 
 
きっかけは、夫の娘が同居し始めてから
感じている自己嫌悪罪悪感

理想は...
 
自分の娘のように温かく接し
笑顔で優しく理解があり
どんなサポートも惜しまない
大人の女性(?)
 
でもそれがものすごく難しい。
 
気づいたら、
 
直接話すことを
できるだけ避けようとしていたり
夫を介してじゃないと
コミュニケーションが辛かったり。

そんな自分に対して
よほど人間の器が小さいなぁと
恥ずかしかったり罪悪感がつのり...
 
ある日、鏡で自分の目が直視できない
瞬間があることに気がつきました。

なにがそんなに自分の気持ちを
追い詰めているのかと一人で考えてみても
自分のことは自分ではわからないもの。
 
そこで尊敬するこの方に相談したところ
いただいたアドバイスが
「感情を感じきること」でした。

アドバイスの通り
腹を据えて自分の感情から目を背けず
なぜそんなに避けたいのかを
正直に自分に問うてみることにしたんです。

そこで私の情報網に引っかかった(!)のが
この格言でした。
 
Sometimes we don’t want to heal, 
because the pain is the last link 
to what we’ve lost.
 
「傷が癒える」ことに
抵抗したい場合もある。
 
傷の痛みは、
自分が失った存在と
自分をつないでいる
唯一最後のものだから。
 
 

私はまだ自分の子供がいないことの
悲しさ辛さを感じ切れてないんじゃないか
(まだ、今は痛みを感じていたい)
 
そんな気づきにつながったわけです。
 
全く論理的ではないし
第三者から見たら
「何そのロジック?」と
言われそうではありますが、
 
夫の娘を全面的に受け入れる準備が
まだできていないのかもしれない。

これまでに亡くしたお腹の中の
子供たちについて、
考えることは少なくなりました。
 
小さな子供がいないことのメリットも
感じていたりします。

ただ、人間の感情というのは
そんな簡単に白黒つけたり
線を引いたりできないわけです。

執着している、と言われれば
そうかもしれません。
 
でも、自分が大切に思っていたこと、
人、存在、イメージ、夢。
 
それらと別れるお別れの期間は
あってしかるべきだと思うんですね。
 
大切だからこそ、はいさよなら、
なんてあっさりと手を放すなんて、
自分にとっては酷なこと。

だから、
 
辛い気持ちを感じきることが
ここから進んでいくためには必須。
 
尊敬する女性からのアドバイスに加えて
この格言に出会って納得しました。
 
 
 
じゃあどうやってそれをやるか。
 
私が今週実践していて
まずまずこれは良い感じだな
と思うことが三つあります。
 
それは..
 
①夫に感情を伝えること

私たちの夫婦の時間は
朝一で緑茶を飲む時間。
 
その時に、
 
自分の目を鏡で見られないくらい
自己嫌悪に陥っている時がある、
と伝えたんですね。

夫側からすると、
 
妻が自分の前の奥さんとの間にいる娘と
距離をとっている背景について
大体こういう理由だろうと想像はできても、
 
私の口から感情を伝えなければ
本当のところはわからないし、
 
ましては今現在進行形で
私が感じている感情はわからない。

結果として、
伝えてみて良かった。
 
こんがらがった感情が
言葉にならない場合は、
 
そのこんがらがった感情が
「自分にさせる行動」あるいは
「させない行動」を具体的に。
 
自分の目を鏡でみられない
という例を出して話したことで、
夫に伝わったようでした。
 

②SNSに気をつけること

みないようにするという意味での
気をつけるではなくて、
 
自分の目がキャッチする投稿、
写真、言葉に注意を払う。
 
人間というのは、日々ものすごい数の
情報を右から左に流しているんですね。
 
その数は二万とも言われています。
 
そんな情報の渦の中で
ふと目に留まるというのは
結構ものすごいこと。
 
脳が、自分にとって意味があると
判断したことになります。

だから、ふと目に止まった情報が
なぜ目に止まったのかを考えみる。
 
そこに、自分が感じ切れていない感情を
感じるヒントが隠れているはずです。


③ 動くこと

泣く。飲む。飲んだくれる。話す。寝る。
読む。聞く。書く。笑う。また泣く。
掃除する。洗濯する。集中する...

そんな風に「動く自分」を意識していると
感情も、あ、動いていいんだなと思って
浮かび上がってくるような、
 
そんな気がします。
 
砂が入った箱をゆすると、
下にあるものが上に上がってきます。
 
そんな感じです。

動きましょう。


以前こちらの記事で
チャイルドレスから
チャイルドフリーになっている途中だと
書いたことがあります。
 
一歩進んで二歩下がる。
二歩進んで二歩下がる。
それがいつか三歩進んで二歩下がる...
 
で、前に進める日が来るはずです。
 
 

さて、それでは最後に一つ、お知らせです。

現在、継続的なサポートを
必要とされている方を対象に、
 
無料の個別相談をご提供しています。
 
ただ、継続的に必要かどうか
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もちろんご相談いただけます。

ライフコーチをつけることで
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