国際結婚、離婚、再婚、不妊⇨犬親へ

自立した女性を生きる&支えるをモットーに

美術館長秘書&ライフコーチの

ベルリン暮らし13年目

 

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コーチングのセッションでお話する方の

おそらく8割〜9割の方がおっしゃること。

 

それは、

 

「自己肯定感が低いんです。」

 

 

このキーワード、本や自己啓発セミナー、

YouTubeビデオなどでよく目にしますよね。

 

じゃあ自己肯定感って一体なんなんだろう、

って考えてみたことはありますか?

 

 

自己、は自分。

 

肯定する、というのは、

はい、そうです。と言うこと。

YESと言うこと。

存在を認めること。

 

 

と言うことは、自己肯定感というのは、

自分に対して、うん、それでいいよ

と言える感覚とでもいうのかなと思います。

 

 

物事を日本語よりも明確に言い切る

 

英語だったら何て言うのかと思って、

夫に聞いてみたんですね。

 

 

自己肯定感は

英語で何だと思う?

 
 

夫は日本語も流暢なので、

私の説明を聞いてこう答えてくれました。

 

いわゆる自己肯定感に一番近いのは

self-esteem

 
 

さて、このself-esteemを土台にして調べてみて、

とても納得のいく記事を見つけました。

 

今日は、この記事で私が学んだ、

 

☑︎ なぜ自己肯定感が大切なのか。

☑︎ 自己肯定感とは何なのか、

☑︎ 低い自己肯定感はどうしたらいいのか?

 

...についてシェアしてみますね。

 

 

 

 

自己肯定感=self esteemは、

自分の価値について

自分がどう感じているのか、

という主観的な感覚です。

 

自分が備えている能力や特質について、

どう感じているのか、ということ。

 

 

この自己肯定感を構成する要素は5つ。

 

・Self-confidence 自信

Feelings of security 安心感、納得感

・Identity 自分は何者かという感覚

・Sense of belonging 何か/どこか/誰かに属している感覚

・Feeling of competence 自分にはこれができると知っていること

 

これらが絶妙に合わさって、

「自己肯定感」を作り上げている。

 

ではなぜ自己肯定感が大切なのかというと、

何かを選択したり決めたりする時、

誰かと関係を築いていく時などに

この感覚が大きく影響するから。

 

 

さらにモチベーションにも影響します。

 

それは、自分自身に対して

前向きな感覚を持っていると、

新しいことに挑戦する勇気が

わくからなんですね。

 

 

自己肯定感といえば、高い低い、

で語られることがほとんどですが、

 

この記事で私が納得したのは、

高い、ではなくて、健全な

と書いてあった点です。

 

 

健全な、というのは、

自己肯定感を構成するものとして

上に5つの要素を挙げましたが、

 

それらのバランスが取れている

ということ。

 

 

健全な自己肯定感を

持っている状態というのは...

 

・自分自身のスキルを

しっかりと理解している

 

・他人との間に健全な関係を

保つことができている

=自分自身との間に健全な関係を

築くことができてている

 

・自分に対する期待が現実的

大きすぎる期待でプレッシャーを

かけるのでもなく、逆に、

私にはできるはずがないと

自分を見下げるのでもなく、

現実的に「うん、この線ならいける」

と判断できること

 

 

そしてこれが一番

ハッとした特徴なんですが、

 

・自分のニーズを理解し、

外にサポートを求めることができること

 

 

一言で自己肯定感と言っても、

いくつもの要素が組み合わさり

バランスが取れていたり崩れていたり

するんですね。

 

 

 

では、自己肯定感が低いとは

どういう状態かというと...

 

・他人が自分よりも優れていると信じてしまう

・助けを求めることを躊躇してしまう

・自分の弱みにフォーカスしている

・恐怖心や心配、自分に対する疑いを持つ

・人生は自分でコントロールできないことに

溢れている感覚になってネガティブ思考
・失敗への恐怖感が巨大
・相手からポジティブなフィードバックを

もらっても素直に受け取れない
・相手にNOと言うことに躊躇してしまう
・自分の望みよりも、相手の望みの方を優先させがち
・自信がないことに悩む

 


いかがでしょうか?

どれか心当たりはありませんか?

 

もちろん当てはまったからといって、

それがすぐに自己肯定感が低いことに

つながるわけではありません。

 

ただ、

 

こんな風に感じる理由の一つは、

自己肯定感の低さかもしれない、

と考えてみるのも、

解決策を見つけるきっかけになります。

 

 

では、

自己肯定感を「健やかな状態」に

持っていくにはどうしたらいいのでしょうか?

 

記事には、次の四つのヒントが

書かれていました。

 

 

1) Become more aware of negative thoughts. 

Learn to identify the distorted thoughts 

that are impacting your self-worth.

自分が自分に対してネガティブな

考えを持っていることに、

まずは気がつくこと。

 

2) Challenge negative thinking patterns.

そのネガティブな考えに対して、

疑いを持ってみること。

 

 

私自身の例を挙げてみると...

 

 

私はあの人みたいに

プロフェッショナルなドイツ語で

メールを書くことができないなぁ。

 

私がこの業務やってるよりも、

あの人がやってた方が

相手にとって有益なんじゃないか...

 

こんな思考になっている時、

ちょっと待て

と自分にストップをかける。

 

ドイツ語で使える表現を比較してるけど、

比較することに何の意味があるの?

と考えてみる。

 

ドイツ語が母国語の人と比べても

仕方ないでしょ。

 

そして、

 

お手本があるなんて超ラッキー!

この表現は今度真似させてもらおう!

 

というギアチェンジをする。

 

 

ネガティブなパターンに気がついて、

そのパターンを変える工夫が必要です。

 

 

3) Use positive self-talk.

言われて嬉しいことを

何度も自分に言い聞かせて、

その肯定的な言葉を自分に染み込ませる

と言う感じ。

 


4) Practice self-compassion.
セルフコンパッション。

自分のことをありのまま

認めて許して、いたわる心を持つ

 

これについては詳しく音声を取って、

以前プレゼントとしてお渡ししていたので、

ご興味のある方はこちらからどうぞ💕
 

 

***

 

最後に...

 

最近読んで、全くその通りだと

思った格言があって、

それを自戒の気持ちも込めて、

シェアしますね。

 

それは、

 

Whatever you’re not changing, 

you’re choosing.

 

何かを変えようとしていないのなら、

それも自分が選択していること。

 

 

自己肯定感が低いと感じているなら、

それを変えようと何かをしてみる、

動いてみることでしか、

状況は変わりません。

 

 

正解は一つではないので、ぜひ、

2023年の残りの時間、

何か試してみてください。

 

それがどんなに小さなことでも、

今日動いてみることで、

大晦日までにはきっと、

何かが確実に変わっているはずです。