
きょうは、 多賀城市にある東北歴史博物館で開催された、 平成25年度宮城県遺跡調査成果発表会にいってきました。 今年度に県内で実施された発掘調査のうち、特筆的な成果が得られた9遺跡についての報告などがありました。 発表が行われたのは以下のような内容です。 1.「気仙沼市 波怒棄館遺跡」 気仙沼市教育委員会 (縄文時代前期に営まれたマグロ漁のムラの跡の調査) 2.「石巻市 中沢遺跡」 石巻市教育委員会 (海を見下ろす高台につくられた縄文時代前期の大型掘立柱建物を中心としたムラの跡の調査) 3.「仙台市 荒井広瀬遺跡」 仙台市教育委員会 (弥生時代の地震による地割れ跡・津波堆積物を発見) 4.「仙台市 中在家南遺跡隣接地」 仙台市教育委員会 (弥生時代・古墳時代の木製品が大量に出土) 5.「多賀城市 多賀城跡」 宮城県多賀城跡調査研究所 (坂下地区で行われた86次調査で創建期の塀跡を発見) 6.「多賀城市 山王遺跡・市川橋遺跡」 宮城県教育委員会 (多賀城の南側に広がる平安時代の街並みの区画内の様子が明らかに) 7.「南三陸町 新井田館跡」 南三陸町教育委員会 (保存状態の良好な中世の山城跡の全面発掘) 8.「多賀城市 桜井館跡・八幡館跡」 多賀城市埋蔵文化財調査センター (砂押川を挟んで対峙する2つの中世城館の調査) 9.「仙台市 仙台城跡」 仙台市教育委員会 (被災した仙台城石垣の復旧工事とそれにともなう発掘調査) このほか、 「宮城県の震災復興事業に伴う遺跡調査について」と題して、 宮城県教育委員会から復興事業に伴う発掘調査の状況と今後について報告がありました。