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 どうぶつのお医者さん

お迎えしたシムさんと
一緒にシェアハウスしながら

自作シムのエノックが動物病院を

開業、プレイするシリーズの前日譚です。

 

自作シムの兄弟二人のお話になります。

こちらの記事に少し紹介載せてます

フィールド兄弟とメリル親子

 

お話をたくさん書きすぎたので

長くなるかもしれませんが、

お付き合いいただけると

嬉しいです。

 

今日の記事には

『StrangerVilleの歓迎』

のシーンが登場します。

追加パックStrangerVilleを

未所持、未プレイの方で

全く知らない状態で遊びたい

という方は閲覧を控えてください。

 

前回のお話

前日譚 第一話

 

 

ジャレッドの話

 

 

某年某日

StrangerVille

 

 

ジャレッド

「ここがStrangerVilleか…」

 

ジャレッド フィールド 20歳

 

 

ジャレッド

「ん?なんだ?この草…?

…なんか、変なとこだな」

 

 

ジャレッド

「ん?

ここは…?」

 

 

???

「お、お兄さん見ない顔ですね!

観光ですか?」

 

エルウィン プリーズ

土産物屋店主

 

 

ジャレッド

「え?いや、引っ越してきたんだ」

 

エルウィン

「引っ越してきた?

…お兄さん、悪いことは言いません。

今すぐこの町を出たほうがいい」

 

ジャレッド

「は…?

なんだそれ。

ここは新しい住人を追い出す習慣でもあるのか?」

 

エルウィン

「ちがう!そうじゃない…。

ただ最近はちょっとおかしいんだ…。

あの研究所ができてから…おっと、これ以上は言えない、僕まで消されてしまう…」

 

 

ジャレッド

「…そうか、まぁせいぜい消されないように頑張れよ。

じゃあな」

 

 

ジャレッド

「ここが俺の家か…!!

小さいけどいい感じじゃん。

あの変な男の店が近いのがちょっと気がかりだけどな…」

 

 

 

ジャレッド

「…なんだ?この家…」

 

 

ジャレッド

「この機械…パソコン?」

 

 

ジャレッド

「…違ぇな…これ、盗聴器か!?」

 

 

ジャレッド

「なんなんだ?

この家がおかしいのか…?

それともこの街じゃ自宅に盗聴器を置くのが流行りか?」

 

ガタン…

コンコン

 

ジャレッド

「ん?

なんだ?

誰か来たのか?」

 

 

ジャレッド

「どなたです…?

は…?」

 

???

「・・・・・・・」

 

ジャレッド

「あ、あの?」

 

 

ジャレッド

「な、なんだよこいつら…!!!」

 

 

ジャレッド

「す、すみませんけど、ご近所さん、ですか?」

 

 

ジャレッド

「もしもーし!?」

 

 

ジャレッド

「…おい、なんか病気とかか?

どっか体調とか…」

 

 

???

「まザーを受ケ入れロ まザーと一緒ナら幸セにナれル…」

 

ジャレッド

「うわあああああ!!!」

 

 

ジャレッド

「あ、あはは、急にこっち向くからびっくりしたぜ…。

な、なぁ、マザー?ってなんだ?

母親のことか?」

 

 

???

「・・・・・・・・・・・」

 

 

ジャレッド

「くそ、会話は無理そうだな…。

マジでなんなんだ…?」

 

 

???

「我らトとモにマざーノ果実を口にシ 平穏を得ヨ」

 

 

 

ジャレッド

「お、おい、なに勝手に冷蔵庫を…」

 

 

???

「マざーの贈リ物ヲ 受け入レよ さスれバ全てハ上手くいク」

 

彼らの帰宅後

 

 

ジャレッド

「なんだったんだ…?

気味の悪い連中だったな…」

 

 

???

「ここだな?」

 

???

「あぁ、そうみたいだ」

 

 

???

「失礼する」

 

ジャレッド

「わっ!今度はなんだよ!!」

 

???

「いえ、お気になさらずに」

 

 

 

???

「こちらは終わった。

あとは外を処理してくる」

 

ジャレッド

「お、おい!俺の冷蔵庫!!」

 

 

???

「こちらの冷蔵庫は汚染が確認されたため回収いたします。

代金はお支払いいたします」

 

 

ジャレッド

「いや金の問題じゃなくお前ら誰…」

 

???

「お気になさらずに」

 

 

???

「何も問題はございません。

汚染されたものを回収したら終わりですので」

 

ジャレッド

「は…はぁ?」

 

 

???

「…そうそう、くれぐれも、秘密研究所には近づきませんように」

 

 

ジャレッド

「…なっ…なんだったんだよ…。

はぁ、引っ越し初日に冷蔵庫無くすとか…ん?」

 

 

ジャレッド

「な、なんだこれ?」

 

 

 

ジャレッド

「は?汚染?」

 

 

ジャレッド

「そういやあの変な奴らが冷蔵庫に何か入れてたような…」

 

 

ジャレッド

「いや、考えてももう冷蔵庫はねぇしな…。

確か軍内にも近くに住んでる奴、いたような…。

…明日聞いてみるか」

 

翌日

StrangerVille

 

 

ジャレッド

「シグワース兵長!」

 

 

シグワース

「ん?なんだ?

貴様は…新入りのジャレッド フィールドか。

何の用だ?」

 

ジェス シグワース

三等兵長

 

 

ジャレッド

「はっ!

シグワース兵長はこのStrangerVilleにお住まいだと伺いました!」

 

ジェス

「そうだが、なにか?」

 

ジャレッド

「はっ!

私も先日この地に越してきたのですが…。

あ、あの、この地では、何か変わったことは、起きていませんでしょうか?」

 

 

ジェス

「ない」

 

ジャレッド

「…え?」

 

 

ジェス

「ない、と言った」

 

ジャレッド

「し、しかし稀に住人の様子が…」

 

 

ジェス

「ない!と言ったろ!!」

 

ジャレッド

「はっ…はっ!」

 

 

「話はそれで終わりか?

この地に変わったこともおかしなことも何もない。

自身のキャリアと日々の平穏、そして家族が大事なら、この話を2度と口にするな。いいか?」

 

ジャレッド

「は…」

 

 

ジェス

「いいか、と聞いている!!返事をしろ!!」

 

 

ジャレッド

「はっ!!」

 

ジェス

「話は終わりだ」

 

 

 

ジャレッド

「…マジかよ、黒じゃんこれ…」

 

 

 

 

 

ジャレッド

「不気味な草…。

不気味な住人。

不自然な上司。

頭のイカれた売店…。

前の住人の物らしき盗聴器…」

 

 

ジャレッド

「…マジかぁ…」

 

 

ピッピッピ…

トゥルルル

 

 

ジャレッド

「あ、もしもし母さん?

うん、そう。

あのさ、俺実家帰っていい?

いやここさぁ…。

…………」

 

 

ジャレッド

「ん?いや、なんでもないんだ、ただ自分で飯作るの面倒だなーって思ってさ!

ははは、ごめんごめん。

うん、じゃあ明日帰るわ」

 

 

ジャレッド

「いやー、今日火事起こしちゃってさー、コンロと冷蔵庫ダメにしちゃって。

いいじゃーん、ご飯作ってよーママー。

キモいとか言うなよ、可愛い息子だろ?」

 

 

 

 

ジャレッド

「はぁ……これでいい」

 

 

ジャレッド

「さっさと出て行って忘れよう。

家族を巻き込めねぇよ…」

 

ジェス

「自身のキャリアと日々の平穏、そして家族が大事なら…」

 

 

ジャレッド

「はぁ〜、なんで軍人になんかなったんだろ…。

制服、カッコいいなぁって思っただけだったのに…」

 

続く…。

 

エノックの話なのに

兄貴しか出てこなくてごめん。

次回はちゃんとエノック出ます。

エノックがイエティちゃんのバチェロレッテに向かうのは

まだもう少し先です…。

エノック大活躍させてもらいました!

私の推し(たかる兄さん)もいますのでぜひ!

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます

キラキラお願いキラキラ

 

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