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続きです。
穂高駅に戻ってきました。
リゾートビューふるさとが出発の準備を整え停車中。


穂高で購入した安曇野爽風セゾンを片手に乗り鉄旅再開🎶🎶


穂高を出てしばらくすると2号車にてイベントが始まります。
通路上のモニターがそのイベントの様子を映します👀


もんぺの会の皆様による大町民話「泉小太郎伝説」のお話をしてくださります。
もんぺの会は大町民話を後世に伝えるべく活動しているそうです。
「泉小太郎伝説」をざっくりと説明すると、

大昔、信濃大町〜松本の一体は大きな湖でした。一方、この辺りでは山と湖ばかりで平地が少なく稲作をすることが出来ず、困っておりました。
そんな中、この湖の松本側には大きな岩があってそれが堰き止めることで湖になっているとの情報を小太郎は耳にします。そこで小太郎は「その岩を壊して湖の水を抜いてしまえばここに平地が出来る。そうすれば稲作が出来てたくさんお米を作ることが出来る!」と考え、その岩を探しに行きます。
そして無事に岩を発見することに成功!
しかし、岩は硬くて砕けません。
それを知った母親が私も力になりたいと小太郎に話します。そして母親は小太郎に「私は人間の姿に化けているだけで本当は龍なのです。そして私の息子である貴方も龍です。私たちが力を合わせればその岩を砕くことが出来る」と。
そうして2人で力を合わせて岩を砕くことに成功しました。しかし、信州は四方を山に囲まれているので岩を砕いたところで山が邪魔をして水は海まで流れていけません。そこで2人は更に力を合わせ、ボロボロになりながら山を砕いていき、日本海にまで注げるように水の道筋を作っていきます。こうして湖の水は日本海へ注ぎ、湖のあった場所は見事に広大な平地となり、無事に稲作が出来るようになり、豊かな暮らしが出来るようになりました。
この小太郎とお母さんが作り上げた水の道筋は犀川と呼ばれるようになり、今でも親しまれています。

と言った内容の話でした☝
その小太郎たちが祀られている洞穴が進行方向左手の山の何処かにあるそうです。


そんな話を聞いていると信濃大町に到着。
信濃大町では10分間の停車。


先ほど聞いた泉小太郎と龍のモニュメントがホームに展示されています👀


待合室にはもんぺの会の皆さまが作った繭玉があるとのことで行ってみます🚶‍♀️
こちらがその繭玉。旧正月に作るという伝統があるようです。


駅舎の外に出てみます🚶‍♀️
こちらが信濃大町のロータリー。
そういえば30年近く前に家族旅行で信濃大町のゲレンデにスキー⛷️をしに来たことがあったな🤔
全然記憶にないけど笑


こちらが信濃大町駅の駅舎。


そろそろ発車時刻が迫ってきたのでホームに戻ります🚶‍♀️



信濃大町を過ぎるといよいよ山越えの区間。
どんどん雪深くなってきます☃️


僕の車両は松本からは最後尾。
展望スペースへ移動して前面展望ならぬ後面展望👀


展望スペースから客室を眺めるとこんな感じ👀


しばらくするとリゾートアテンダントさんからアナウンス- ̗̀📢
進行方向左手には木崎湖がご覧いただけます。


木崎湖は2駅(稲尾・海ノ口)に跨るほどの大きな湖。


その2駅では湖を眺めやすいように運転停車します。


反対側は海ノ口のホームです。このホームはレイクビューですね👀


海ノ口を出発。
木崎湖がどんどん離れていきます👋


続いて見えてきたのは中綱湖
こちらは仁科三湖の中で最も小さい湖だそうです☝
だからなのか湖面は凍っております☃️


そして最後は
青木湖
こちらは仁科三湖の中で最も大きく、長野県内の湖では最も水深が深い湖☝


青木湖を過ぎると峠区間に入ります。
険しい山道を列車はガタゴトと進んでいきます🚃


峠を越えると白馬村に入ります。


しばらくすると白馬に到着。
松本から乗ってきた外国人観光客は皆こちらで下車しました。
白馬での停車時間は4分間。今回は停車時間が短いので大人しく車内で過ごすこととします😊


白馬を過ぎると姫川が迫ってきます。
ここから先、大糸線は糸魚川まで姫川と並走することになります☝


雪深くなった沿線を進み、まもなく南小谷。
姫川を越えると南小谷です。


そうして終着・南小谷に到着。
長野駅から4時間に渡る長旅もここで終点。


新宿からやってきたE353系との並び。
E353系は9両編成、HB-E300系は2両編成。
前者は都市間連絡列車、後者はリゾート観光列車。それぞれ立ち場の違う車両がここで並びます。


反対側からも撮影📸
雪景色の中に停車するHB-E300系はカッコイイですね😍
お隣のE353系もいい感じ🎶


跨線橋に上がってパシャリ📸


さて、改札を出て南小谷を散策です🚶‍♀️

続く…

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