浪人生の息子、

先日受験した

第一志望の大学の合否発表があった。


この日ばかりは

いつもはロッカーに収納してるスマホを

仕事中に持ち続けた私。


しかし、

息子からの連絡はなし。


私が帰宅した時

息子は塾に行って

いなかった。


いつもは

末っ子と

早々に就寝している私だが


この日ばかりは

息子の帰宅を

起きて待っていた。


息子が帰宅したのは

日付が変わる前だった。


私「おかえり。塾の先生には

結果を報告したの?」


息子「いや、まだ結果を見てない。

お母さん、見てくれない?」


私「自分で見なくていいの?」


息子「いや~、ちょっと見て欲しい」


私「わかった。受験番号は?」


息子「111001」


私「(番号ない…)えっと…」


息子「…」


私「合格者の番号は111007から始まってる」


息子「あぁ~…」




2年目の戦い、敗れた。




試験の日の夜、

思うように出来なかったと

息子は言った。


息子には

納得の結果…

だったのかもしれない。


だとしても

やはり落ち込む息子。


これまでの頑張りを見てきた私も

色んな思いが溢れて

言葉に詰まった。


「夜遅くまで毎日毎日、

本当によく頑張ってたよなあ…」


振り返ると

本当にそうで

そんな息子の姿ばかりが

思い出されて


独り言のように

私は、そう言っていた。



浪人生になると決めた春。

そこから数ヶ月、悩み苦しみもがいていた。


奮起したのは遅かったけど

そこからの頑張りは

凄かった。


共テに向けては

アルバイト代を塾代にあて

それでも足りないから父親に

貸して欲しいと願い出て…


共テ対策と実技対策。


塾と画塾の往復。


家にいる時も

描きまくっていた。



去年より

頑張ってたし

メンタルも強くなった息子。


さて、この結果を受けて

息子は何思う?



続く。



最後まで読んでくださり

ありがとうございます。


長くなりそうなので

後日、続きを書こうと思います。


今日も心からの感謝と愛を。



試験の日の朝、虹が出ていた。