
前回の記事で、
肉体や思考や物質などは、④の次元では無価値であっても、
この世界(次元)を生きる私たちにとっては必要なもので、
必要だから与えられていると書きました。
それと同じく、
スピ界では、エゴについても一様に「悪もの」扱いされることがありますが、
本来、エゴも必要だからあるのです。
私たちは、個として自身が体験すべきこと、体験を通して知るべきことがあるから
この世界を生きています。
そういった「個の意志=エゴ」が無ければ、魂の願望を生きられません。
つまり、そのエゴは、「魂の成長=全体の霊的進化」のためにあるのです。
とはいえ、エゴにもいろいろあるので、
当然、魂の成長を妨げるエゴもあります。
あくまでも私の感覚でかなりザックリとした説明になりますが、
基本的に②の状態の時のエゴは、純粋な高次元のエゴです。
それが外の世界と触れ合うことで、
自身の内側ではなく外側を意識したり、外側に影響されたエゴへと次第に変化(下降)し、
すっかり当初の内なる目的(意志)が見失われ、
しまいには変化した低次元のエゴに支配される関係になり、
さらには「エゴが無くなった」とさえ勘違いしてしまう。
エゴをこんな単純な解説で終わらせるのは言葉足らずですが、
見えない世界に次元があるように、
エゴにも次元があって、そのうえ多種多様、といった感じです。
そんな中、スピ界では、
「神の意志を生きる」「聖霊の目的のために自分を使う」
と言う方がいます。
もちろん、言葉だけでなく、それがどういう意味かを心で知っている方は、
それを生きることがその人の真実だと言えます。
というのは、神の意志、聖霊の目的とは、
言い換えれば その人の本来の魂の目的(高次元のエゴ)だからです。
当然ですよね、霊的な存在である本来の私たち②は、
内なる神④や高次元の存在③と繋がっているわけですから、
そんな私たちの純粋な意思(魂の目的)とは、それが何であれ
そのまま神の意志、聖霊の目的ということになります。
これがもし、言葉通りに④や③を生きることが私たちの本来の目的なら、
そもそも人としてこの次元に生まれてきていないし、
この場所を選んだ自分の魂の意志を信用できないということは、
自分が神聖な④から延長(分霊)された貴い存在だということを信用していない、
ということでもあります。
でも、私が知る範囲では、
「神の意志を生きる」「聖霊の目的のために自分を使う」と言ってる方に、
神の意志とは何か?聖霊の目的とは何か?を知ってる方は、いません。
ただそうすることが エゴが無い愛の状態、ワンネス だと思い込み、
それが美しい生き方、崇高な生き方だと錯覚しているだけです。
そもそも神の意志、聖霊の目的を生きるというのもエゴです。
それを生きようと(意志)しているのだから。
しかも、それが何を意味するのか真にわかっていないとなると、
そのエゴは、魂からすれば、とても的外れな低次元のエゴとなります。
自身の内側(魂)が何を求めているのか、その真実(目的・意志)から目を背け、
ただただ言葉や外側に影響されて、
神や聖霊の名を使う(利用する)ことで、
自分を美しく飾ろうとしているだけだからです。
そうやって自分の中の無価値感を優越感で誤魔化し、
低次元のエゴを喜ばせているだけだからです。
「正しさではなく喜びを選びましょう」と言っていても、
低次元のエゴを喜ばせていては本末転倒です。
正しさとは①ではなく本来の自分②を生きる(選ぶ)ということです。
なぜならそれこそが魂の喜びだからです。
本当に自分の魂が 神聖な存在から延長(分霊)された貴い存在 だと知っていれば、
その魂をないがしろにはできません。
本当に全体の進化を意識していれば、
個の役割(自分の魂②を生きること)がどれほど全体にとって大切か、心が知っているので
一様に「エゴ=悪」だと錯覚することはないはずです。
④から分霊した③や②にはそれぞれの意志(高次元のエゴ)があります。
③ですらあるのです。
本来の②は、③と同じく内側で知っています。自分がこの世界(次元)で何をするべきかを。
だからこそ生まれる前に決めてくるわけです。
③には③の次元での役割があるように、②には②の次元での役割があります。
そうして、全体の中の個として、それぞれが全体を創造しているのです。
そのような自身の魂の貴さに気づかなければ、
いくら美しい言葉で自分を飾っても、
低次元のエゴを輝かせているだけで、魂は一向に報われません。
魂が報われないということは、④と③を裏切っている、ということでもあります。
その状態が続けば魂は曇っていきます。
輝きが失われてしまうのです。
なにがあっても魂は汚れない、と思っていたら大きな勘違いです。
生まれる前に交わした約束から逃げられ、放置され、さらには逆行され続けた魂が、
いつまでもイキイキと輝いているはずがありません。
幸い、この世界には本来の自分②に近づくツールやメソッドが沢山あります。
もちろん、その逆に本来の自分から遠のく教えやメソッドもあります。
また、どんなに良いツールやメソッドでも、
教える側や使う側の意識で、その効果も変わってきます。
全く同じツールを使っても、②に近づく人もいれば、
②から離れて低次元のエゴが優勢になる場合もあります(本人は気づいていないけど)。
そういう意味では、ツールやメソッドが何かをしてくれるわけではなく、
自分がそれらをどのように使うか、なので、何が良いかは一概に言えないけれども、
今の自分を客観視して 本当に よく観察していれば、
今よりも次元が下降していくことはないし、
その時の自分に合ったツールやメソッドを併用することで、
魂を輝かせることが出来るということです。
源から授かった自身の貴い魂を輝かせるのは自分です。
そのためには、自分の内面から逃げないことが大切だと思います。
