宮城県石巻市鹿又天王前17-17
ここは旧河南町の地域である。 JR鹿又駅から徒歩6分、車でくる場合でも最初はナビがないと分かりにくいと思う。駐車場は8台くらいだが、いつも混んでいるようだ。
先代が樺太(現サハリン)から引揚げ、昭和30年頃創業したとのこと。長い間この地で人気のラーメン屋・食堂とのこと😀
こういう太麺は私好みかも😊
ここまですっかり人気店の店構え・システムだが食券機に定食やかつ丼があるのがなんかいいな☀️ かつ丼も美味しいらしい。
おばさま方4オペは、なんか「田舎の大きな家の台所」…といった雰囲気
初訪問ということもあり、チャーシュー麺(細麺)大盛を注文。これで900円は嬉しい☺️
並び始め11時42分 着丼11時47分。着席してから着丼まで早い😲❗️
スープを一口。
店の人から「甘いときは卓上の中華ダレを入れてください」と丁寧にいわれたが、
「甘い」のではなく「薄い」。
(お店の人は「薄い」という意味で「アマイ」と言ったのかナ⁈😄)
でもスープ自体は超淡麗なのに動物系の旨味❤️
豚骨・鶏ガラに野菜なんだろうが、エグミも仕上油特有の味もなく、当然化調系の味もしない。
卓上の中華ダレを注いでみたが、確かにコクは深まり旨味が増すが、そんなにしょっぱくなるわけではない。…あまり入れ過ぎるとスープがぬるくなりそうなので。ほどほどにした
この細い縮れ麺(写真映りはそんなに細く見えないが😅)この平打ち具合と食感は独自性があり、美味い。数日たつと恋しくなるかも😁
チャーシューはオイリーでもないし、しょっぱくもないのだが独特な食感・歯ごたえ噛めば噛むほど旨味が染みるような、なんか野性味も感じるし、寒い季節にまた食べてみたいチャーシューメンと感じた😊
お〜このボリューミーなのにどんどんいける大盛麺💗
先代にまつわるお話をいつかゆっくり聞いてみたい。このラーメンにどんな思い入れがあったのか。樺太での思い出、樺太の風土がリンクされているのか…単刀直入に、寒い樺太でこのようなお肉や麺に出会ったのか⁈⁇ なんか、今の主人は先代から店を譲り受けたそうだが、先代のお話を覚えている方いないかなぁ?
車通りは多いところだが、のどかな石巻河南地区に長年愛された食堂・ラーメン🍜
そんな石巻のレジェンドを体感するのも良いと思った😊
〜おまけ〜
せっかく来たので近くのJR鹿又駅へ。
駅の隣に石巻北高校(旧河南高校)があり、石巻線は単線だが鹿又駅は列車交換可能な駅だ。
旧北上町への「住民バス」停。
約1時間かけて名勝・神割崎まで平日のみ運行しているようだ。他に道の駅上品の郷を起点に2便。 鹿又駅からちょうど北東に走るんですね😃
地域の食堂も、地域の足も、みんなで考え支え合う。石巻飯野川地区の食堂「きかく」のご夫婦にも、「樺太屋」のおかあさん方にも、そんな温かい意気込みを感じます🌈