猫津家 -8ページ目

猫津家

猫津家のママの記録。

昔のことを思い出すと 昔の音楽も思い出す。
思考は時間を逆行し 忘れたはずの記憶や感覚が飛び出して来る。 
ほとけのざ からフラッシュバックしたのは朝日の当たる家という曲だ。 アニマルズが有名だが 彼らは男の子バージョンで本来は女子バージョンらしい。
その中で彼女が 今から行くであろう場所が朝日の当たる家。
売春宿やら刑務所など確定はしていない。

私のインスピレーションでは刑務所。
皆好きで行くわけではなく、それなりの事情があるのは今も昔も同じ。

子供時代は フォークソングの反戦歌、ロック 退廃的なビートルズの末期などを聞いた。 
この頃のウクライナの悲惨さで 昔の反戦歌をよく口ずさむ。  
ジョニーは戦争に行った、彼は帰って来なかった。


今日は花祭り。 
クリスマスやバレンタインやハロウィンに大騒ぎするくせ 花祭りを愛でないとは情けない。  
私が育った佐賀ではこの時期は冬が去り、暑いくらいの暖かさがあり、花が咲き乱れていた。
アジサイに似た甘茶も もりもりと葉が茂り、手のひらで揉み込み そっと舐めると優しい甘みがあった。 
里の野山で私が一番好きな花はほとけのざだった。 紫色の小さな花がまるで蓮華草のような形状だった。
 
時間が過ぎ去り およそ50年。
アメリカのミズリーの友が美しい写真を送ってくれた。SNSで。 
ナターシャ見て!
紫のカーペットよ!

息を飲むほど美しかった。
アメリカの田舎のだだっ広い大地に、青空と紫の花の群生。
北海道の富良野の花畑の様だった。

テス それはラベンダー?とても美しいわね と返事したら

あらあ これはhenbitよ 

えぇぇ! ほとけのざ? ほとけのざの考えられないような群生!
テスいわく、ここはね昔の女子刑務所跡なのよ。そこに咲いているの

それを知り私はとても胸が締めつけられ、涙が溢れた。これらの花はそこで過ごした女性たちの悲しみや苦しみ、涙そのものだった。
春にこの花に出会うと日本の長閑な里よりも、遠いアメリカの過去の女性たちに想いを馳せる

テレビで電動バイクの旅をやっていて、思い出した。
二度出かけた。 最初は人生一度は行ってみなくちゃと新幹線、在来線で一人旅。
途中の大山に大感激した。今でもその感覚を思い出す。実に美しく雄大な山!
まだあの頃はティファニーの博物館があり、引き寄せられるように見させていただいた。
足立美術館、、、立ち去り難かった。

一畑電鉄の出雲大社駅のあのレトロなスタンドガラスになんとも形容し難い、もやもやした感覚を持った。後日 千と千尋の映画の中の異世界への入り口を見て はっ!とした。ここ私行ったじゃない。 

その日は出雲大社には行かなかったが、夢に出て来なさった。オレンジの美しい衣を纏った大国主大神様。

翌朝早く出雲大社に出かけて名古屋から来たと挨拶して色々話したら、お前は近い熱田さんに行くようにとご返事でございました。 へぇーさようでございますかと、以来熱田さんに行っている。けふも行きました。

もう一つの目的は山奥の素戔嗚神社に行くことだった。でも、何も感じなかった。

神魂神社がとても良い所だった。

2回目は娘と出かけた。八重垣神社から神魂神社まで気持ちのいいウォーキングコースを歩いた。

そこで気づいた、なーんか ここ 奈良に似てない? 


また息子が どうです?今度は山陰の旅は?

うーん、その昔、熱田さんに行げと言われたしい、

まあ一応候補にあげませうか と答えておいた。


息子よ 12月に行った 阿蘇山や韓国岳や桜島のあの大地の揺れがまだまだ 忘れられないんだよ。