こんにちは、
世界のどこにいても
自立していたいあなたの
キャリアとマインドをサポート
ドイツ会社歴16年
キャリア・コーチ
ジョブ・クラフティ・アドバイザー
ブットラー惠子です。
Aschaffenburg
突然ですが、
皆さんは今の会社で
定年まで働くイメージが
沸きますか。
先日、同僚が
40年の勤務を経て
早期定年退職しました。
正式には今月末に
退職だけれど、
有給休暇が残っているので、
年末を待たずに
お別れとなりました。
お年は65歳。
思考力はしっかりして
いらっしゃるけれど、
やっぱり最後の方は
記憶力が低下して、
体力的にも大変そうでした。
長い勤務期間の間に
出産、産休、離婚という
ライフイベントも経験。
最終日には
お子さんたちが、
自分の子供たちを連れて
会社に来ました。
まだ小さい
お孫さんたちにしてみれば、
初めて見る
おばあちゃんの職場。
興味深々のようでした。
お孫さんは５歳、３歳、１歳と
可愛い盛りでした♡
４０年間、もちろん
楽しい時間ばかりでは
なかったでしょう。
私が入社して割とすぐに
気が付いたのは
彼女がありとあらゆる
同僚や上司と喧嘩や
言い争いをしていたこと。
社歴が長い分、
自分はなんでも分かっている、
先輩なんだ、
という意識があったのかも
しれませんね。
でも何かにつけ
人を否定したり
上からモノを言う物腰に、
うんざりしていた人が
いたことも確かです(;'∀')。
続く社内での対立で
本人自身も不眠や鬱など
体調のすぐれない
時期もあったようです。
私も彼女の気分の
上がり下がりに
ずいぶん振り回されました。
そうはいっても、
彼女が40年という長い時間を
仕事や会社に捧げてきたを
私は尊敬しています。
４０年前は
私ですらまだ幼児。
私は実際に、
いつ定年退職するかは
分かりませんが、
それでも長く今の会社に
勤めることは想像ができます。
それもこれも、
会社員として色々
経験しながら
転職をしてきたから。
つまり
仕事をする上で
自分のことや、
自分にとって大切なことが
分かってきたからです。
このことを
キャリア・アンカーという
呼び方をすることがあります
（詳しくはこちら↓↓↓）
ドイツでは
まだ20代、30代のうちは
転職も当たり前。
管理職でもない限り、
40代がラスト・チャンス。
だから大切なのは、
それまでに
自分にとって
大切なことを知って、
それに合った環境を
転職が出来るうちに、
見つけることを目指しましょう。
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