こんにちは、
世界のどこにいても
自立していたいあなたの
キャリアとマインドをサポート
ドイツ会社歴16年
グローバルキャリア・アドバイザー
ブットラー惠子です。
ヨーロッパで働くだいご味の
ひとつは、ずばり
ワークライフバランスです。
残業を基本しない、
というだけでなく、
長期休暇がしっかり
取れるのもその一つです。
以前も書きましたが、
ドイツの会社では
年間の有給休暇が
最長30日あります。
家族がいる人は、
学校の春休み、夏休み
冬休みに合わせて
2週間ずつ有休を消化します。
ちなみに病欠や病院に行く場合は、
病欠扱いになり、
有休は取得しなくてよいのです。
有休はあくまで、
気分転換をしたり
心身のリフレッシュのために
使うのが目的。
従業員が有休を取らないと、
行政機関からチェックが入り、
場合によっては
会社は罰金が科せらえます
(有休5日間のみ翌年の3月まで
持ち込みが許可されています)。
そんな背景もあり、
私が勤める会社の規定では、
30日を一年の終わりまでに
取らないといけません。
ところが、今年は
コロナの影響で
時短勤務が続いたし、
旅行制限も出ています。
だから6月だというのに、
まだ誰も有休を取っていません。
このまま誰も有休を取らず、
有休を取りたい人が
年末に集中したら、
「有休渋滞」が起こりかねません。
おまけに大勢の社員が
一斉に休んでは
会社が回りません。
と言うわけで、
会社は策を考えました。
それは、
今月一度フルタイムに戻し、
代わりに全員5日間
有休を取得する。
もちろん
チームメンバー同士で
休みが被らないよう
事前に調整します。
私は3月からの
時短勤務に慣れてしまい、
今ではすっかり週37時間、
出勤するのに抵抗が(;'∀')
なので5日間の有休を
各週にちりばめて
週4日の出勤に
することにしました。
そう、「自主時短勤務」です♡
ちょうど勉強したいことが
色々あるので、
時間を有効に使えて
良い感じです。
今年はいつもと違う
有休の使い方ですが、
これはこれで
私にとってはチャンス。
おうちで過ごす休暇も
うまく使っていきたいと
思います。
年休30日と聞くと、
日本人にとっては果てしなく
休みが多い
気がするかもしれません。
でもヨーロッパでは
当たり前。
いかに有休を上手く
消化していくというのも、