ドイツで失業したら? | ブットラー惠子 個人向け グローバルキャリア&ビジネスコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスや仕事の悩みを解決思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

こんにちは

 

ドイツ働き女子のブットラー惠子です。

 

突然ですが、みなさん

失業者になった

経験はありますか。

 

 

先日も書いた通り、

私も数年前に4か月間

失業者になりました

まだの方はこちらをどうぞ)。

 

今日はその続きと

ちょっと実務的な話を。

 

 

ドイツでも日本と同じく、

失業したら

失業者(求職者)登録

の必要があります。

 

 

登録期限は

失業者になるのが

分かった日から

失業した初日まで。

 

登録は労働局です。

 

 

私は、辞めた会社を

斡旋してくれた

人材斡旋会社に勤めたくて、

あえて失業者になりました。

 

 

前の会社に退職届を出し、

 

私はすぐに

その人材斡旋会社、

Japan Management

履歴書を送付。

 

 

とはいえ、

私が辞表を出した会社は

この人材斡旋会社にとって

お得意様。

 

案の定、

 

斡旋した人をすぐに

採用する訳にはいかない、

 

10月末に

改めて話をしましょう、

 

と回答があったのです。

 

 

という訳で、会社を辞める

数日前に失業者登録を

しました。

 

書類

 

これが結構面倒。

個人情報から、

学歴、職歴まで。

 

ちなみに日本で

学校、大学を卒業

している場合には、

 

これがドイツの学位に

相当するものか

記入する必要があります。

 

 

その確認はこちらでできます。

 

(ちょっと分かりにくいので、

こちらのリンクをご参照

されるとよいと思います)。

 

 

基本的に日本の

一般大学であれば、

ドイツのと同等と

認められるはずです。

 

 

登録は正直面倒ですが、

ここで入力した情報を元に、

後で就職活動の際に送る

履歴書が作成されます。

 

 

それに

これを乗り越えないと

後に失業手当が

もらえません。

 

ちなみに失業手当を

もらえるのは通常は

失業3か月後から。

 

失業手当の支給には

別の申請書類が

必要になります。

 

 

後日書きますが、

私は特例で、すぐに

支給してもらえました。

 

 

そして失業者(求職者)

登録が済むと、最寄りの

労働局支局より面接

(Beratungstermin)によばれます。

 

 

確かこの時、

住民登録票と

パスポートを身分証明

として提示しました。

 

面接では

希望職種や

技能、能力を聞かれ、

システムに登録されます。

 

 

 

さて私の場合はというと、

 

能力、職務経験を伝えた後、

 

10月に希望の会社と

話を進めることに

なっていると、伝えました。

 

そうは言っても、

労働局側としては

9月は転職活動を

させない訳にはいきません。

 

失業者期間は

労働局がいわば

失業者の「雇用主」

ですからね。

 

 

担当の方は

私の希望職種、能力で

システムを検索。

 

偶然にも、隣町の

日本語ができれば尚可、

という日系企業の求人

がありました

 

(ということは、ドイツ語が

母国語、という前提条件

でもあるのですが)。

 

 

正直私はその時、

日本語が母国語の私が、

ドイツの会社に

就職できるなんて、

 

夢にも思っていませんでした。

 
なんせ
未知の世界でしたから。
 
 
でも、いくら希望が
あるからとはいえ、
他の可能性を軽視して
しまうのは早計。
 
 
もちろん自分の目標に
全力で取り組んだり、
注力するのが大事です。
 
でも同時に
 
もしもダメだった場合に
どうするか、
 
という準備も大事。
 
思い通りに
いかなかった場合
余裕をもって
対応できますよね。
 
 
そんな訳でドイツで
初めての失業者生活、
そしてドイツ企業への
就職活動が始まりました。
 
 
 
これがとても
有意義な体験だった
のですが、長くなるので
続きはまた後日。
 

よい一日をお過ごしください☆彡