後から必死な人 | ブットラー惠子 個人向け グローバルキャリア&ビジネスコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスや仕事の悩みを解決思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

こんにちは、

 

国際結婚歴7年の

ブットラー惠子です。

 

 

先日、婚約者と婚約破棄した時の

話を書きました。

 

まだ読まれていなくて

ご興味のある方はこちらからどうぞ↓

https://ameblo.jp/kristallzucker/entry-12534960097.html

 

今日はその続きを。

 

 

当時、元婚約者は

ヴィースバーデンという町に

私とアパートを

借りていました。

 

でも彼には

車で1時間半ぐらい離れた

山の上にも、

住居がありました。

 

元は祖父母のものだった

古い家で、

 

隣の家には元婚約者の

両親と祖母が同居

していました。

 

婚約解消を申し出た翌日、

 

私はその山の上の家の

荷物をできるだけまとめて

車に詰めました。

 

そしてもう二度とここに来る

ことはない。

 

そう思いながら、車で

山の上の家を

後にしたのでした。

 

 

ヴィースバーデンの

アパートも、

私に新居が決まり次第、

出ていくことになりました。

 

ヴィースバーデンの

アパートに

こだわっていた彼。

 

彼はPCが

あればどこでも

仕事ができるのに、

 

わざわざ昼間は

ヴィースバーデンに来て

仕事をしていたようです。

 

そして夜、

私が仕事から帰宅する前に

山の上の家に帰って

いったのでした。

 

 

 

ある日、家に帰ると

壁に大きな絵が

飾られていました。

 

画才のあった彼が

描いた大きな

アクリル画でした。

 

 
※写真はイメージです。
 

 

一昨年前のクリスマス、

 

彼の山の上の家の実家で

クリスマスプレゼントを

交換の時のことを

思い出しました。

 

私へのプレゼントは

家に帰ってから、

 

という元婚約者。

 

 

食事をした後、

家の居間に入ると、

壁に小さな額縁が。

 

 

そこには、

「僕の描いた絵を

近日中にプレゼントします」

 

と書かれた紙が

額に入っていました。

 

 

居間の壁は本棚以外

がらんとしています。

 

「壁がさみしいので、

絵を描いてよ」

 

といつかお願いしたのを

覚えていてくれたのでした。

 

「うれしい!ありがとう!」

 

そんな風に

クリスマス・プレゼントを

喜んだのもつかの間。

 

 

1か月経っても、

1年経っても、絵は

描かれませんでした。

 

翌年の婚約後の

クリスマス・プレゼントは

 

いかにもセールで

売れ残ったような

 

趣味のない

スポーツ・ウエア。

 

 

彼は、

私が婚約を破棄した

今さらになって、

絵を描き上げたのでした。

 

 

またある時は、

CDとラブレターが

置かれていました。

 

 

絵もラブレターも

付き合っている時に

欲しかった、

 

そう思うだけで

ますます婚約破棄した

自分決断の正しさを

思うのでした。

 

 

ある日、

彼の友達二人からも

メールが来ました。

 

 

心変わりして彼氏と

別れたけど、

結局彼氏の元に

戻っていった

 

という別の友達の話が

書いてあったり、

 

雰囲気に流されて、

よく知らない男性と

一緒にならない方がいい、

 

とか書いてありました。

 

 

私は元婚約者との

生活がどのようなものか

返信に書きました。

 

私のドイツ語での

ライティング力は

ひどかったと思うけど、

内容は伝わったよう。

 

 

僕はやつ(元婚約者)を

一人前の男に

していかなくちゃいけないな、

 

と友達の一人から

返信がありました。

 

 

一緒に過ごす時間が

長くなればなるほど、

 

パートナーに

感謝の気持ちや

思いやりを忘れがち。

 

 

関係が壊れた後から

取り繕おうと思っても

その時にはもう遅い、

 

私はそんな風に思います。

 

 

今の夫とは幸い、

互いに毎日、

感謝と思いやりを

持って過ごしていて、

 

そのことを

とてもありがたく

思っています。

 

 

さて、元婚約者との

話ですが、

 

この後、

彼のお母さんからも

電話がありました。

 

この話は長くなるので、

また後日。

 

 

皆様も思いやりにあふれた

毎日を過ごせますように☆彡