とある女性のドラマのような闇 | ブットラー惠子 個人向け グローバルキャリア&ビジネスコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスや仕事の悩みを解決思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

こんにちは

 

ドイツ会社員歴15年のブットラー惠子です。

 

 

先日からドイツにある

タイマッサージ店で知り合った

クレ(仮名)というタイ人女性に

ついて書いています。

 

ご興味があればお付き合いください。

 

 

私とクレは数年来の付き合いですが、

ある日、とあることに気が付きました。

 

 

彼女は、状況説明や

誰がなんと言った、

という話は沢山するのですが、

 

自分の気持ちや感情をあまり言いません。

 

 

オランダ人の社長ペーター(仮名)から

プロポーズを受けた時も

 

「彼が急にプロポーズしてきたので、

 

気でも狂ったの?

私は結婚してるのよ、って返事したの」

 

といった具合。

 

彼女の「びっくりした」という

自分の気持ちではなく

「どういう返事をしたか」という

状況の描写でした。

 

 

だから彼女がペーターの元へ行く、

と決めた時にあえて私は彼女の

気持ちを聞きました。

 

「あなたはオランダに行くことを決めて

どう思っているの」

 

少し考えて

「怖いわ(Ich habe Angst)

とクレは答えました。

 

だけどそれ以上は

自分の気持ちを言いたくないのか、

すぐに話題を変えてしまいました。

 

 

 

以前も書きましたが、

クレは18、19歳の時にタイで子供を出産。

 

その当時の旦那さんは、子供がまだ

2歳の時に借金だけ残して出ていったそう。

 

20代までタイで過ごした彼女は、

騙されては捨てられたことが

他にもあった、といつか語っていました。

 

 

 

そのせいか、勤めていたお店のオーナーに

 

「私はもう二度と男性を愛することができない」

 

といつだか語ったそうです

(オーナーとの関係も怪しいなぁ…)。

 

 

私の推測ですが、

 

彼女は過去の経験から

これ以上自分が傷つかないよう、

自分の気持ちに

ふたをしてしまったのでしょう。

 

 

でもきっとそれでは

いくらどれだけお金のある生活をしようが、

いくらどれだけ人から愛情をもらおうが、

幸せになれない。

 

自分が持っているものに気が付つくことで

人は幸せになれる

 

私はそんな風に思うのです。

 

自分の気持ちにバリアしたままで、

クレはペーターを愛せるのでしょうか。

 

 

さて、クレから聞いたペーターという

人物については、長くなるのでまた後日。