こんにちは
ドイツ在住17年ブットラー惠子です。
日本は三連休なのですね。
お買い物に行かれたり、
小旅行にいかれたり、
家でのんびりお過ごしかと思います。
もしかしたら3連休もお仕事、という
方もいらっしゃるかもしれませんね。
今日はドイツでは日曜祝日は
商店がお休み、という話について。
私がドイツに来た2002年は、
スーパーなどの商店は
お昼の1時半ぐらいまでしか
開いていませんでした。
週末は朝寝坊の私にとって
1時半までに買い物を済ます
というのは、
なかなかの難関でした (;'∀')
幸いそれから割とすぐに
閉店法という法律が改正され、
今では大型チェーン系のスーパーは
夜9時(過ぎ)まで営業しています。
それでも日曜日は当時も今も
通常の商店は営業しません。
日曜に営業してよいのは
パン屋
薬局
ガソリンスタンド
空港や駅内のお店などと一部。
そもそも日曜が休みなのは、
キリスト教では神が世界を6日間で創造し、
7日目に休息したから(=安息日)。
なので昔は
安息日には家族で教会に行く
というのが習慣にありました
(今でも年配の方、熱心な信者を中心に
日曜に教会に行く方はいます)。
それが近代化が進むにつれ
家族が一緒に過ごせる日
という、労働者の権利としての
意味を持つようになりました。
ドイツに来た当初はそれでも
なんて不便な法律なの!?
と不満に思っていましたが、
平日と土曜日の営業時間が長くなったコトで
今はあまり不便は感じなくなりました。
もちろん選択肢があった方が
よいとは思うし、
日曜にお店を開けることにしたら
雇用の創設につながるかもしれません。
だけど
日曜に自分が買い物を出来る
=働いている人がいる
と考えると、なんだか自分勝手の
ような気がしてきました。
それに
買い物だけが週末の過ごし方じゃない、
そんな風にも思うんです。
私は日曜に夫と森に行ったり、
友人と食事をしたり、
趣味の時間にしたり、
以前より休日の楽しみ方が
増えたように思います。
みなさんはどう思われますか。
最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます。