ドイツの飲みニケーション事情 | ブットラー惠子 個人向け グローバルキャリア&ビジネスコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスや仕事の悩みを解決思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

ドイツ会社員歴15年のブットラーです。

 

先日から、ドイツで知り合ったタイ人女性の

ドラマのような生き様を書いていますが、

思った以上に長くなっています(笑)!

 

 

なので、今日は小休憩ということで、

ドイツの飲みニケーションの話を。

 

 

私が日本で働いていた時には、

月に一度ぐらい、

同僚たちと近くの美味しいモノを

食べに行きました。

 

 

 

ですが、ドイツには基本的に

会社帰りに同僚と飲みに行く、

という習慣がありません。

 

 

もちろん社員同士の仲が良くて

食事に行くことはあります。

 

 

でも社員同士の交流を

深めるために飲みに行く、

というのは少し異なります。

 

 

いわゆる「飲みニケーション」がないのは、

 

ドイツ人は

仕事時間中や昼休みの時間を

コミュニケーションを深める場として

活用しているからなんです。

 

 

日本人が飲みニケーションを

活用するのは、

 

・ 勤務時間中は時間がない

 

・ 「深い」話をする雰囲気じゃない

 

・ お酒の力を借りて上司や部下との

関係を改善したい

 

などが挙げられると思います。

 

 

でも、そもそもお酒が入った状態で

仕事上や社内の問題に

ついて話し合ったところで、

 

どれだけ現実的な解決策が

見つかるでしょうか。

 

 

 

 

 

ドイツ人にとって、

仕事の問題の話し合ったり、

上司・部下との関係を深めるのは、

「仕事の一部」

 


なのでそのために、

自分のプライベートの

時間を削るのは

ドイツ人の働き方にそぐいません。

 

 

プライベートの時間はあくまで

家族と過ごしたり、

趣味の時間。

 

 

私が会社の同僚のドイツ人と

飲みに行くの(というか食事に行くの)は、

出張の時か年末の食事会ぐらい。

 

でも普段からコミュニケーションを

図っているので、関係は良好です。

 

 

皆さまの会社でも

飲み二ケーションの代わりに

ランチの時間を有効活用しては

いかがでしょうか。