こだわらないが勝ち | ブットラー惠子 グローバルパーソン向け キャリアコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスの悩みを解決する思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

共働きの場合、
 
夫婦ともども
料理を作れるといいですよね。
 
早く帰宅した方が夕飯の準備をする、
 
そんな生活に私も憧れます。
 
でも実際我が家では、
 
夕飯づくりは
基本的に私が担当。

 

私の方が

1時間早く帰宅するので、

 

その時間を使って、

料理などの家事を済ませます。

 

でも私が夕飯づくりをする理由は、

 

私の方が帰宅時間が

早いからでも、

 

旦那さんが料理が出来ないから、

 

でもありません。

 

ドイツ人の旦那には、

夕飯にこだわりがないんです。

 

というか、

 

食事にこだわりがないのです。

 

 

一人暮らし時代の夕飯は

トーストにチーズ。

デザートはヨーグルト

 

が定番だったそうです。

 

朝食でしょ?というメニューですが、

 

私の旦那さんのような人は

ドイツでは例外ではありません。

 

ドイツでは、

 

「kalt」(冷たいという意味)、

つまり

 

パンなどの温かくないものを

 

夕飯に食べる習慣の人が多いのです。

 

 

ならば私も夕飯は作らず、

帰宅後の時間を

自由に使えるはず、

 

…なのですが、

 

日本人の私にとって夕飯とは、

 

家族で食事を囲みながらの団欒の時間。

 

私は特別グルメ

という訳ではありませんが、

 

夕飯がパンにチーズだけなんて

耐えられません。

 

なので、頼まれもしないのに

 

夕飯の買い物に行き、

毎晩のように夕飯づくり。

 

もちろん作るからには2人分作るし、

 

作ったら旦那も喜んで食べてくれます。

 

 

自分が好きなものを作れるは良い反面、

 

疲れてるときや忙しい時には、

たまには作ってよー!と

 

怒りたくなります。

 

そうすると

 
チーズトーストが出てきます…。
 
 
辛いのが病気の時。
 
私は旦那が病気になると、
お粥やスープを作ります。
 
でも、
旦那さんは料理ができないので、
 
私がどんなに病気でも
インスタント料理以外は出てきません。
 
という訳で、
 
自分で
お粥やらスープを作る羽目になります

 

(旦那さんもハーブティーぐらいは

入れてくれますけどね)。

 

なんなら辛いのに、病院帰りに

自分で買い物にいって

食材まで調達します。

 

スープやお粥を食べたいのは、

私なんだから仕方がありません。

 

こんな時はいつも、

 

食にこだわりのない人間は強い、

 

と思いつつ、

 

病気でも食へのこだわりを

捨てられない

 

自分の食いしん坊ぶりに

 

関心するのでした。