思考力&行動力をアップして
自分の枠を超えていく♡
ドイツ会社員歴約20年
グローバルキャリア&ビジネスコーチ
ブットラー惠子です。
気が付けばあっという間に5月。
日本はGWで行楽シーズンですね。
私も少し前ですがなんとドイツで
日本の映画「国宝」を見てきました。
フランクフルト市内の小さな映画館で
2日間限定の上演の予定だったのですが
人気で追加上演されているとか。
さすが日本でも話題の映画ですね。

役者さんたちの演技や
華やかな歌舞伎舞台など
見どころは多いと思いますが
私が注目したのはドイツ語訳(^o^;
日本語を聞きながら
「ここはこう訳したのね」
などと普段とは少し違う
映画の見方を楽しみました。
という訳で今日は
映画「国宝」から学ぶ
語学習得のコツを
お伝えしたいと思います。
1.「国宝」のセリフはこう訳される
あまり細かく場面説明などをせずに
例を挙げてみますね。
横浜流星くんが演じる登場人物が
吉沢亮くん演じる主人公に
「あてつけじゃないぞ」
と言う場面があります。
ドイツ語字幕では
"Ich habe nichts gegen dich."
と訳されていました。
これを英語役にすると
"I have nothing against you."
つまり
「あなたに文句があるワケではない」
という訳になります。
また歌舞伎役者さんたちが
舞台脇や下で登場する準備ができたら
「はい」
と言って合図を座員や黒衣に出します。
英語やドイツ語なら
"bereit / ready"
(準備完了)
とも訳せそうですが映画では
"gut / good" と訳されていました。
(よし)
ドイツ人がこの訳を
どう理解したのかは分かりませんが
ちょっと気になる所です。
2.常に直訳出来る訳ではない
なぜ意訳になるのかというと
単語にはそれぞれ概念があります。
例えば「桜」はドイツ語でも
桜の花を表す単語があります
(Kirschbluete)。
でも「花見」という習慣は
ドイツにはないので
概念として存在しません。
花見の直訳はもちろん
「花を見る」ですが日本人のイメージする
花見とは異なります。
したがってせいぜい訳するとしたら
「桜・ピクニック」とか
「桜・パーティ」という感じでしょうか。
だけど花見が時としては
新入社員などの歓迎会も
兼ねているなんてことは
この訳からはまず分かりません。
このように言語によって
物事の定義・概念が異なったり
存在しなかったりするのです。
つまり単語を学ぶ時には
単語だけ学んでいても
限界があるんですよね。
もちろん基礎として単語アプリや
単語暗記の参考書を活用して
日本語訳と一緒に覚えるのは欠かせません。
だけど出来れば例文が入っている
単語アプリ、参考書を使って
どのように使われているのかを
学ぶのがおススメです。
さらには外国語で動画を見たり
英語なら英語学習者向けの本を読んでみる。
私が日本に居た時は
やはり映画のセリフと日本語訳が
対比して書かれた本を
何冊か読んで学習したこともあります。
つまりできるだけ生きた語学を
学ぶことを意識することがポイントです。
4.ドイツ人からみた映画・「国宝」
さて、話は「国宝」に戻りますが
歌舞伎を知らないドイツ人でも
ある程度歌舞伎の世界を理解して
映画は楽しめるようです。
それもこれも直訳でなく
概念を伝える意訳が
上手くされていたからでしょう。
とはいえ長く原作を3時間に
収めたせいか同行したドイツ人たちには
謎な部分もやはり残ったようです。
それが逆に日本文化に
より興味を持つ
きっかけになるかもしれませんね^^
ちなみに私は帰国したら原作本を買って
読みたいと思っています。
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