皆様、こんばんは
突然ですが、皆様は『アレグリのミゼレーレ』をご存知ですか?
この曲聴きたさに、先週末、炎暑と雷雨に見舞われつつミューザ川崎に足を運んでまいりました。
17世紀に活躍した、グレゴリオ・アレグリ(1582〜1652)の作曲した『ミゼレーレ・メイ・デウス』。
2パートによる応唱(独唱と合唱と交互に歌われる)間に聖歌が挟まる…というシンプルな形式(それでシンプルなの…?!)というものが、旋律に装飾が加えられながら演奏され、さらにそれが伝承される間にヴィルトゥオーゾ性が増し…
と、プログラムノートを目にした私も頭がこんがらがってしまったのですが
とにもかくにも、こうして、しなやかに美しく…さながら生き物のように成長し、変容し、数百年単位で奏でられ続ける音楽があるのです。
さらに興味深いのは、
この曲は、かのモーツァルトが1回の聴音だけで完全に聴き取った、という逸話があること。
モーツァルト少年は、父レオポルトとシスティーナ礼拝堂の礼拝に入り、とある『門外不出』の音楽を採譜し…その後、某所コンサートのアンコールで、それをしたり顔で歌い始めたのでした…
と、幼少期に読んだモーツァルトの伝記には、書かれていたのですよ!!!
…ところが、プログラムノートによれば、実際には、このミゼレーレは『門外不出の秘曲』などではなかったのだそうです
モーツァルトの才能を語る上で、尾鰭が出来てしまったようですね
ただ、聴かれる旋律の装飾がその都度異なっていたり、大胆に歌い変えられる…そのようなことが日常になっていたとしたら、覚えるのは大変かも。
そもそも、原型の音楽はどのようなものだったのでしょうね…
とはいえ、、、、今回初めて聴いて分かったことなのですが、
この曲は、同じメロディーが幾度となく繰り返されるのです。
その為、きちんと聴きさえすれば、そして歌詞を無視すれば、終盤には演奏者と共に(コッソリ心の中で)ハミングすることも出来ました。
これなら、一度で覚える、も、不可能ではない、かも…?!!!
やはり、聴いて初めて分かることって、ありますね。
もし、この投稿で興味を持たれた方は、
是非聴音チャレンジしてみてくださいね
(いまや、音源はYouTubeなどにどんどん出回っております!)
そして、肝心の曲については…
…つづく
スズキ・メソード髙田瑛子クラス
洗足のリトミック教室"Kit"
♪スズキ・メソード
ヴァイオリン髙田瑛子クラス
(洗足・九段下教室)
・九段下教室
現時点の募集は、月曜日16:00,16:30です!(千代田区バウチャー制度適用いたします!)
・洗足教室(火曜日)
16:00,16:30,17:00
・洗足教室(金曜日)
17:00
♪リトミック研究センター認定教室
洗足のリトミック教室"Kit"
2024年度、各Step若干名ずつ募集中です♪