加賀楓さん22歳の誕生日に寄せて | カバオの現場探訪記

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加賀楓さん、22歳のお誕生日おめでとうございます。

昨年来、世界が大きく変わり、様々な「当たり前」が崩れていく中でも、今年もこうしてお祝いができること、あらためてうれしく思います。予定外の卒業があったこともあり、こうして応援できることが当たり前ではないと、実感します。

この1年は、グループとしての活動は少なかったけれど、ずっと積み重ねてきた努力が少しずつ実を結んできたように感じています。

風チームで歌割をたくさんもらったこと、ダンス学園の6人でコラボCMのお仕事が来たこと、最新シングルでソロパートがあること。どれも、日々かえでぃーが頑張ってきたことが認められた結果だと思います。

かえでぃーにとって、パフォーマンスを磨くのは好きなことであり、仕事でもあるから当たり前で、特筆することではないのかもしれません。それでも、ずっと見守ってきたファンにとっては、その成果を発揮させてもらえる場面が少ないこと、注目してもらえる機会が少ないことにもどかしさがなかったと言えば嘘になります。

でも、この1年、個人としての力量を見せる場所が増え、多くの人が知ってくれる機会ができたことは、自分にとって我がことのようにうれしいことでした。

「踊ってみた」にしてもそうです。色んなグループのダンスに挑戦してきて、AKB48さんの『根も葉もRumor』では、かえでぃーのことを知らなかった人にも見てもらえました。思いつきではなくずっと続けてきたからこそ、音ありを許可してもらえたんだと思います。そこで培った技術があったからこそ、初めて見た人に「この子うまい」って思ってもらえるものになったのだと感じます。

22歳はどんな1年になるでしょうか。

この1年、少しずつ出てきた結果を土台に、一気に花開く年になったらいいと願っていますし、ファンはみんな加賀楓の力を信じています。だから、安心して大暴れしてください。好きなように、たくさん動いてください。

毎年のように書いていますが、かえでぃーの前に造られた道はないかもしれません。でも、加賀楓にしか造れない道があると思います。だから、自分を信じて切り拓いていってください。

後ろからは、たくさんのファンが背中を支えています。振り返る必要はないので、どうか安心して、前だけ見て進んでいってほしいと願っています。

健やかで幸せな22歳でありますように。

2021年11月30日
カバオ=クリシュナ