先週の土日もクリパルジャパンで行われた、「ヨガセラピー」のアシスタントをしてきました。
今回の2日間で、20時間の集中コースが終わりました。
2007年に自分が受講してから、2回目のアシスタントとしての参加。
大勢で行うことの多い一般のヨガクラスやセルフプラクティスとは異なり、
フェニックスライジングヨガセラピー(以下ヨガセラピー)は、プラクティショナー(施術者)の存在があります。
セッションの場では、ホーズをホールド (クリパルヨガで言う、ステージ2 ) していきますが、
プラクティショナーの存在によって、クライアントはリラックスして委ねられます。
自分の体験に集中できます。
深いところにまで体を運ぶことができます。
そして、自分一人では難しいような深い体験が得られるのです。
そのセッションの際に、クライアントは自ら、色々なことに気づいていきます。
プラクティショナーは、補助役で、クライアントが内面で起きていることに集中できるように、
呼吸や肉体感覚などに注意を向けるようにするだけです。
あくまでも、クライアントが主体。
クライアントの気づきは全て、本人の内面から生じるもので、
プラクティショナーがアドバイスしたり、誘導したりするものではありません。
まずは、今ここでのリアルな体験、そして体験を通しての気づき、を重要視しています。
今回、本当にたくさんのリアルな体験、体験を通しての気づき、に触れさせてもらいました。
全日程を終えた後の、晴れやかな顔の受講生。
また、そう晴れやかな顔をしていない受講生もいました。
セラピーの20時間で全てのことが起こり、統合されるわけではありません。
統合が起きたり、新たなプロセスが始まったり、昔そのままにしておいたプロセスがまた再開したり・・・。
それは様々です。
でも、何が正しくて、何が間違っているわけではない。
今、必要なことが、ここで、自分に起こっている。
それを信じる。
私たちが知りたいと願っているものは、すべて自分の内面にあります。
意識の奥には、本来、何が必要であるのかを知る能力が備わっています。
また、私自身も、アシスタントしてのリアルな体験、気づきがたくさんありました。
まだまだ全てを、消化、統合できていません。
最後に、今回のディレクター、クリパルジャパン主催の三浦徒志郎先生が、
おしゃっていたことが印象に残っています。
「日常生活でも続けていくうえで大事なことは、B(呼吸する)R(リラックスする)F(感じる)W(観る)A(委ねる)です。
私たちが、普段クリパルヨガでしていること、しようと努めていることなんですよね」
(クリパルヨガでは、上記の5つのアルファベットを繋げて『BRFWA』と綴り、大事な教えとしています)
私たちの日常は続いていきます。
そして、ありのままの自分と繋がること、リアルな自分であること、
この歩みもずっと続いていくのです。