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アートのハナシ

美術に恋した普通女子のブログ








久しぶりに展示をみてきました。









東京ステーションギャラリー
タイトルが長いので息をすって




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イデム
パリ・リトグラフ工房idemから---現代アーティスト20人の叫びと囁き

君が叫んだ
その場所こそが
ほんとの世界の
真ん中なのだ。







ふう。笑







リトグラフとは簡単に言うと




版画の一種です。



リトグラフ、とYouTubeなどで検索するとわかりやすいのですが、


デザインを施した板に、インクをローラーでゴロゴロと塗布してそれを紙にあてていくというもの。
すごく雑な説明ですが笑







ピカソや、マティス、シャガールもリトグラフで作品を制作しました。
絵画だけではなかったのですね。

そしてidemというのは、そのピカソらが実際に通ったというパリの工房で
なんと現在も稼動し、多くのアーティストがリトグラフの制作を行っているのです。






そんなリトグラフの奥深さを知れる展示ですが



この展示の大きな特徴は







◆小説と連携している






ところなんですね。

どういうことかといいますと、
学芸員であり作家でもある原田マハさんの作品


ロマンシエ

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という小説。
こちらを読めば展示がリアルに感じられるのです。
ネタバレになっちゃうので言えないのがつらいところ。



初めて見る作品なのに

懐かしさを感じる不思議な展示です。


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本の帯を持っていくと入館料が割引になります。




展示室内は重要文化財にもなっているレンガ造りで
まるでパリのidemにきたみた~い
と柄にもなく一人きゃぴっとしてしまいました。









ものづくりでドキドキしちゃうひとにオススメな展示です。








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新年、あけましておめでとうございます。

本年もよろしくおねがいします。


















さて、久しぶりになってしまいましたが
早速今日の、、、



この絵、誰の絵?



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日付け?
ポスター?
プリント?
なにか意味のある日?



あまりにもシンプルで、見慣れたものなので
危うく見過ごしてしまいそうです。










こちらは
河原温さんによるトゥデイというシリーズの一つ。









河原温さんは世界的に高く評価されている方






彼に関する資料はほとんどなく、美術をはじめるきっかけなどはわかっていません。
おそらく美大など専門的な学校もでていないとのことです。






後年もインタビューや写真撮影を断り続け、
作品に関しても話さない、個展にも徹底して姿を見せない姿勢を貫き通したのです。














さて、作品に戻りますが、
そもそも何がアートなのか?



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まず、プリントの様に見えますがなんと驚くことに手描きなのです。
手順を説明すると、、、


①その日の0時からキャンバスに下書きをする


②下地(主に黒かブルーなど)を塗っていく


③白で年月日を描く

その際の注意がありまして

※①筆触を残さないこと


※②その日の24時までに終わらせないと破棄すること


また完成後はその日の新聞とともに保管します。


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何故、この作品が生まれ、評価されているの?


そもそも絵画とは、元をたどれば記録を残すためのものでした。

それが少しずつ理想像や空想になり
写真も現れ、ますます絵画の在り方はかわっていきます。





20世紀の初めにマルセル・デュシャンは既成の小便器にサインのみをして、
アートとは作者の考えそのものを重要にする作品を作りました。


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その影響かどうかはわかりませんが、
河原温さんは日付けを描くことで絵の中にその日一日の生活や、社会の出来事を閉じ込めたのです

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とってもシンプルですが、究極にメッセージを込められたものだと思いませんか?


あなたならいつの日付けを選びますか?
















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2016年1月2日





本年もよろしくお願いします。






今日のこの絵、誰の絵?






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爽やかな休日
皆さん貴族でしょうか
でもファンタジーをおもわせる空気感
さらさらしたタッチ







こちらは


ジョルジュ・スーラ
グランド・ジャット島の日曜日の午後





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こちらがスーラさん
なんとも立派なひげの持ち主です

新印象派と呼ばれるジャンルの
フランスの画家です



31歳という若さでなくなってしまうのですがとても革新的なことを成し遂げた方です




モネなどの印象派というジャンル
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をさらに追求


それはさらさらに見える理由、

点描

はて?
これをみてください


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つぶつぶしてて気持ちわるいかもしれませんがわかりますか?
点、で成り立っています


普通、絵の具を使うとき、

パレットの上で色を作ってキャンバスに滑らせますよね


スーラは、絵の具を混ぜず、すべてを点で描いているのです



理由としては絵の具は通常色を混ぜれば混ぜるほど暗くなります

混ぜずにのせていけば暗くはならない、ということです








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ちなみに

縦2m、横3mもある作品


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わわわ

これを全部点で、、、、



すごい集中力と執着心。



しかし本当に狙い通り、明るい仕上がりであっぱれです。


絵の見方って、さらっと見て感動することや
そのまま通り過ぎてしまうこともあるけれど
製作方法をしった時、また別の見方ができるんだなと改めて感じました。