歴史調査
日本の写真の始まり
黒井ドラゴン
2月17日放送の「知恵泉」(NHKEテレ)を今日NHKONEで見て、日本の写真の始まりについて学んだ。
日本で初めて写真技術を輸入したのは上野俊之丞(うえのしゅんのじょう・1790年~1851年)で、日本最初の写真家の一人・上野彦馬の父である。
上野俊之丞は、1848年にオランダ船でやってきたダゲレオタイプ(銀メッキを利用した銀板写真で、世界最初の実用的な写真技法)を輸入し、これが日本最初の写真術となった。
ただ、西洋では、写真術が確立されるとすぐに実用化されて社会に広まったが、日本ではすぐに写真術は実用化されることなく、10数年の間は、写真術は化学研究の1つ(1分野)として研究されたにとどまった。
やがて、上野俊之丞の子・上野彦馬(1838年~1904年)は1862年長崎に写真館を開業し、日本最初の写真家の一人となった。
しかし、彦馬は、ガラスはあったが、薬が入手できないので、自分で酒のジンからアルコールを、肉のついた牛骨からアンモニアを作って、それらをガラスに塗って写真を撮影することに成功した。
さらに彦馬は、報道写真を撮るようになって、日本最初の報道写真家になった。また、彦馬は1877年(明治10年)の西南戦争の時に新政府軍に従軍して、戦争時の写真を撮った。